遂に

 昨夜、台風13号から変わった低気圧の影響で、雨が降り続いている中、振興局と羅臼町役場から電話が入り、先月小規模に崩落した国道でかなり大規模ながけ崩れが発生し、建設会社の従業員が一人、車とともに海に投げ出されて亡くなったとのことでした。
 がけ崩れも大変でしたが、これまで人命に被害がなかったのが何よりと思っていましたが、ついに出てしまいました。
 今日、山谷副知事と急きょ現場に行き、除去作業に当たっているところを視察し、そこをあるいて越えて亡くなった方にお線香をあげ、さらに羅臼町北浜の大規模な崖崩れ現場に行きました。
 ここも幸い番屋等への被害は見られませんでしたが、約150メートルにわたっての崩れは想像以上の土砂で、復旧には相当時間がかかるとの印象でした。
1473634068022.jpg国道がけ崩れ現場、懸命の除去作業
1473634124256.jpg北浜の小崩落現場、
1473634104154.jpg瀬石付近の大規模がけ崩れ現場

災害対策そして・・・

 根室・釧路管内の台風・大雨災害の現場と、その復旧や今後の防災対策などについて協議するために、この地域担当の山谷副知事が来訪したのに同行して、羅臼町の崖崩れ現場と、白糠町の道道流失現場を視察し、自然の猛威の大きさを改めて感じました。
 激しい雨も降っておりこれまでの雨でたっぷり水分を含んだ地面はどこが新たに崩れてもおかしくないと思いましたが、夜になってとうとう悲しい知らせが入りました。
 羅臼町の国道で8月に小規模な崖崩れがあった現場で、危険を監視していた建設会社の社員が、更に崩れてきた土砂に車ごと海に投げ出され亡くなったと言うことです。
 これまで、人命に被害が無いことが唯一の慰めでしたが、本当に残念です。
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薫別漁港に積み上げられた流木の山。そして白糠町庶路の道道決壊現場

アイヌ文化と北海道

 元道議クラブ結成50周年記念の講演会があり、聞かせてもらいました。
 講師は、札幌大学副学長の本田優子氏で、「明日を開く北海道の文化ーアイヌ文化を中心に−」というものでした。
 北大でアイヌ文化に接し、二風谷の萱野茂氏のところに居候しながらアイヌ文化を学んで、その体験を元に研究を行っている話でした。
 私もこれまで、北海道独自の文化としてのアイヌ文化に興味はありましたが、博物館や、踊りの見学くらいしか触れる機会はなかったので、とても興味深く聞かせて戴きました。
 特に生活習慣や、共生社会のあり方、自然を始め全てのものへの敬いの心など、伝承されてきたアイヌ人達のの生き方には、人として重要なことが沢山詰まっていると思いながら聞きました。
1473306113462.jpg懐かしい顔がいっぱいです
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1473307692220.jpgこのあたりから、大事なものは何かに入ります

台風被害

 農政員会があり、8月の台風・大雨被害の報告がありました。
 8月の雨量は、700ミリを超え平年のほぼ一年分が降った事になるとされていますが、特に16日から212日にかけての台風3連発と、月末に来た台風10号による局地的な大雨、強風の被害が大きく、3連発台風では約1万1千ヘクタール、10号では1万2千ヘクタールの農業被害が発生したと報告されました。
 被害額は、10号はまだ調査中ということで、報告されませんでしたが、それまでのものだけでも農業で189億円その他も会わせると528億円となります。
 この上に10号の被害が積み上がるのですから一体いくらに登るのか見当が付きません。
 

自衛隊と憲法9条

 陸上自衛隊標津分屯地創立59周年記念式典があり、出席してお祝いを述べました。
 北方領土を臨む辺境の地にあって情報収集にあたる第302沿岸監視隊として59年間代々引き継ぎながら国の守りを固めてきた分屯地です。
 民進党党首選挙で、今日3人の候補者が、特に憲法9条に触れて発言していました。
 蓮舫氏のように改憲に全面的に反対というのを最先鋒にみんなが9条改正に反対していました。
 もちろん第1項の平和主義は守らなければ300万人が犠牲になった戦争の教訓が生きませんが、一方で第2項の「陸・海・空の戦力はこれを保持しない」とした条項もまた、命をかけて国と家族を守ろうとした人達の思いや今その任に当たっている自衛隊を、憲法違反の疑いとしていることに何も感じないで言えているのだろうか?

毎日曇天

 雨が降るよりはまだ良いのですが、相変わらず毎日霧がかかりそれが上がっても曇り空が続いています。
 根室管内の畑作物は、ほぼ冷害が決定的となるほどの生育状況で、それを少しでも回復できるのが、この時期の太陽なのですが、出てきてくれません。
 なんとか出て欲しいのですが、これから今北海道の東にある太平洋高気圧はオホーツク方面へ移動して、オホーツク高気圧に変わっていきそうで、今の天気が続きそうです。
 なんとか回復してくれないか

災害対応

 災害は忘れた頃にやってくるといいますが、今年は忘れる間がないほど次々と台風がやってきて、各地に大きな被害をもたらしています。
 根室管内では、幸いといって良いほど人的被害が無かったのですが、風による牛舎や住宅の屋根のトタンがはがされる被害があったり、浜ではまだ定置の網が入っていなかったものの、立木によって小定置が破れたり、港に立木が入り込んだり、またこうした立木を片付けないと定置網が入れられないなど、大雨の残した爪痕も見られます。
 河川も、もうあと少しで氾濫という危険な水位まで上がりましたが、危機一髪で免れました。
 今回の大雨から、日頃からの強靱化の備えの他に、避難意識の徹底と、弱者避難のための隣近所で協力の大切さなど学ぶべき事が多くありました。

今日から9月

 早いもので、もう今年もあと4ヶ月となりました。
 天候不順が続き、台風災害が発生しと、今のところ散々な事が続いています。
 畑作は多分冷害(湿害かも知れません)が決定的となっており、飼料用トウモロコシは、残念ながらいつもの年の半分の背丈しかない状態です。
 嘗て記念誌を作るために長老に昔の話を聞いたとき「あの冷害の年は一ヶ月も雨が降り続いてな」と語っていたのを思い出します。
 そんなとき、草だけは育つ、ということで酪農に切り替えてきたのが、苦難を乗り越えてきたこの地の歴史であったということを今一度かみしめたいものです。