流氷

今年は暖冬とは言いながら、3月にはいって北からの風が強く吹く日が多く、オホーツクの斜里から知床半島にわたって流氷が押し寄せ、それが岬を回って根室海峡にも多く入り込んでいます。観光的には素晴らしい景色なのですが、冬に漁期を持つスケソウダラは刺し網を入れることが出来ず、羅臼の漁師に大きな影響を与えています。北か北西の風では氷は国後島西岸に押し寄せそれが海流や風でながれると。野付半島から根室半島に寄せてきます。地元の漁師も、こんなに本格的な氷は久し振りだと言うほどの厚い氷で、それでもその氷を重機で押しのけて出漁し小定置を設置している漁師もいるのですが、かなりの確率で網が破られるそうです。それでも被害に遭わずに残った網にはカレイが豊漁だそうで、やはり流氷のもたらす恩恵は大きなものがあるようです。ニシンも一時獲れたそうですが、これは短い間だったそうで、これからに期待が集まっています。


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