第9選挙区支部の移動政調会は18ある市町村のすべてを回る方式で毎年行われていますが、今日は胆振管内での開催となりました。最初が鵡川町で、恐竜博物館の改修についての支援、中小規模の農業支援、穂別ダム上流の治山事業などのほか、道々の整備や河川改修などの要望を受けました。今日はこの後壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町を回り、地域振興や、医療・福祉の充実支援などたくさんの切実な要請を受けました。
月: 2018年7月
北海道戦没者追悼式
北海道主催の戦没者追悼式に出席しました。国会議員は会期末を控えて微妙な議決案件がありすべて代理出席でしたが、道議会議員も三分の一くらいの出席でした。出席した遺族の方たちも高齢化していることに70年の年月を感じます。厳かな雰囲気の中、道議会副議長と遺族代表の追悼の言葉のあと、代表者全員で献花をして10万人を超す戦没者の慰霊をするとともに、戦争を繰り返さないという誓いを新たにしました。
要望会
国の来年度予算概算要求に向けて北海道の要望をする、自民党本部での北海道代議士会への要望会がありました。高橋知事、副知事や関係部長に、私たち道議会自民党メンバーも列席しての要望でしたが、詳細については今後要望書に沿って各部担当から詳しく説明が各省庁にされることになります。今日は同時に鉄道網維持のための支援と、大雨災害からの復旧についても要請をしました。私からは日高管内での移動政調会を受けて、海岸線を守るための工事は漁業被害防止と国土保全の観点からJRの行く末とは切り離した対応が必要なこと、JR貨物の線路使用料は30年もたったアボイダブルコスト方式の見直しをすべきことを申し上げました。
根釧林活協議会
根釧森林・林業・林産業活性化協議会の第19回総会と研修会が開かれ、出席して一連の林業大学校誘致への協力に謝意を表するとともに、こうした活動が今頻繁に発生している異常気象の防止に少しでも役立つようにとの期待を込めて挨拶をしました。その後大沢会長の挨拶や、北海道林務部の服部課長からの「森林環境税」と「森林環境譲与税」についての詳しい講演などを聞き今後の地域森林の整備などについて貴重な知識をいただきました。
猛暑の中で
耳目を疑うような西日本豪雨災害から10日が経ちましたが、報道される限りではまだまだ復興への道のりは長いようです。延べ5000人ものボランティアの皆さんも集まって懸命の泥かき作業を手伝っていますがほんの一部にしか行き渡らず、その被害の広さ・大きさに沈黙してしまいます。また、自衛隊の皆さんはきちっと作業服に身を包み行方不明者の捜索にあたっている姿にも頭が下がります。猛暑の中での作業がどれは度大変かを思うと、事故の無い様にと祈るばかりです。
遅れている
地元に帰って 車で走ると、まだ収穫していない牧草地が目立ちます。例年は牧草の収穫作業も7月10日ごろにはほとんど終わるのですが、今年は6月8日ころから梅雨に入ったように長雨が続き、3日と晴れの天気が持たない状態で一向に収穫作業が進みません。特に予乾をしてのロールサイレージや、乾草の状態での収穫作業は乾く暇がないためできません。地元の酪農家は、こんな年もないと言いながら天気待ちをしています。
あまりのひどさに閉口
毎日西日本豪雨被害について報道されています。そのあまりのひどさに言葉もないほどです。同じ大雨の中にあった地域でも被害のないところもあり、その運命の分かれ目がどこにあるのかと思います。勿論、崖崩れにあったところはその直下に住宅があったこと、氾濫したところでは川の近くに住宅があったことなどは直接の原因ですが、同じ崖の下でも崩れなかったところがあり、こうした場合どこが安全かはわかりません。これまで何十年も住んでいて初めてという話がよくされますが、もうそれは通用しなくなっていることも考慮に入れて避難することが大事と思う毎日です。
再び氾濫
7月2日から3日にかけての大雨で氾濫したペーパン川ほか3河川が再び氾濫したとの報告が入ったと連絡がありました。幸い住宅などへの浸水はなく農地への浸水のみということで、被害が拡大することはないようですが、こうして梅雨前線が北上し停滞しているとさらに被害が重ねられるのではと懸念しています。また頻繁に雨が降ることで途中水分量が高まり少し強い雨が降っただけで一気に土砂被害となることも懸念されます。そうした危険がある場所に住んでいる方にはこれまでその経験がなくとも避難して命だけはまず守って欲しいと思います。空振りでもいいと思うべきです。
対策本部会合
西日本豪雨災害は本当に悲惨な状況が伝えられていますが、その数日前北海道でも大雨による被害が発生し、自民党道連に立ち上げた対策本部の会合を開きました。現地には7日に長谷川岳参議(本部長代理)と本間道議、野原道議、などが入り被害を受けた農家の方や現地で対策にあたっている自治体関係者などから、復旧に関する要望を受けていましたので、その報告と、道の危機対策課や農政部、水産林務部建設部などからも被害状況や復旧見通しなどを聞くとともに、今後の災害防止対策や避難意識の徹底などについて万全を期すよう話しました。
地域課題
一昨日に続いて日高管内移動政調会、浦河、様似、えりも拡張を回りました。地元9区支部長の堀井代議士が主催ですから、私のコメントするところはほとんどないのですが、ここに来るたびに海岸の護岸整備と河川の増水防止対策、道路の通行止め減少対策が要望され、なかなかその解消にならないのがもどかしく感じるところです。政治とは住民が安心して暮らすためにあるという原点を、思い出さてくれる移動政調会です。