第2回定例会終了

6月13日から開かれていた第2回定例会が終了しました。今回は参議院選挙が22日に公示されたこともあってなんとなく慌ただしく、緊張感に欠けた感じのした定例会でした。そうした中でも緊急に必要な補正予算(357億円)を先議・議決し、コロナによる混乱と諸物価高騰にあえぐ困窮者や、事業者向けの対策を急ぎましたし、各議員が代表格質問や一般質問で道正常の諸課題について、道政を前進させるための質疑を繰り広げました。私のような期数の多い議員になるとなかなか質問に立つ機会が無いのですが、その分は直接各部と協議して解決に当たることにしています。この後参議院選終盤に入るため、道議はみな、知事など道庁幹部の挨拶回りが終わった後一斉に帰って行きました。私は飛行機の都合などで残務整理をして明日の朝帰ります。

最終日前委員会

今回の議会に提案されていた議案や、意見書案などを各委員会ごとに審査する最終日前委員会が開かれました。私の所属する農政委員会では、土地改良に伴う自治体の一部負担金についての案が審査され、特に異議もなく可決されて明日の本会議に上程されることになりました。また特別委員会では議案はなく、地方分権改革に関する道の対応等についての報告がありました。この内容は、平成26年から、権限委譲や規制緩和などについて、地方自治体からの提案の有った項目について(23項目有った)追加共同提案したというものです。また、所属委員会ではありませんでしたが、私が道民から聞かれて答えられなかった「北海道遺伝子組み換え作物の栽培に関する条例」の一部改正について農政部食品安全課に説明をしてもらいました。この条例は遺伝子組み換え作物と一般作物の交雑混入防止や、その開発に係る産業活動と一般これまで認められていた切り花用のカーネーションやバラなどのこれまでGM条例の対象外だった切り花用のカーネーションやバラなどのほかに、鉢植えで鑑賞する青色の蘭が出てきたため、これが家庭内の栽培であっても「対象外」の中に含めると言うことです。結構理解するにはややこしいのですが、今後も細かい調査と検討が必要なことは多くなると思います。

雨の中で

船橋候補は、厚岸町から出発して浜中、根室、別海、中標津、標津、羅臼と小雨の中を駆け抜けました。候補はその町の特色やデータを頭に入れ、その町に合った話を織り交ぜながら国会議員としての実績やこれからの地方のあり方についての考えや夢を語りましたが、特に都会にばかり集中する便利さや経済に釣られて、若者も都会へ移動してしまい、地方が寂れるという繰り返しの中で、この打開策について重点的に訴えていました。すなわち、今の通信網の整備で地方に居ても通信環境は都会と変わらず、そうしたものを活用して地方でも若者が就職できるようにし、そのことで地方の活力を上げていくという事です。また食料の生産基地である北海道が今の国際情勢のような中で、これからの日本を支える役割が重くなることを生かしていくなどの所信が語られました。応援弁士のSさん親子は相変わらず自分の話が半分で、うんざりでした。

船橋候補

今日は船橋候補が釧路管内を回り、この地の桐木道議が予算特別委員会メンバーのため議会を離れられないため、私が近隣の弟子屈町と標茶町の街頭演説の進行役をしました。船橋候補は知名度が低く、今のところ当選圏に近づいているもののまだまだ厳しく、応援演説も賑やかで地元町長に加え、鈴木貴子外務副大臣、伊東道連会長、河野太郎自民党広報本部長、それに推薦している新党大地の鈴木宗男代表が夫々マイクを持つため、本人の演説の時間を削らざるを得ないという誰の選挙か解らない状態です。応援したい気持ちは分かりますが、マイクを持つだけが応援ではない、まして自分のことを話す場ではないと言うことをわきまえての応援であって欲しいと思いましたよ。本人に十分語らせるため時間を5分ほどオーバーさせては次の会場までスピードを上げて時間通りに始めるという無理をしての遊説でした。

乳房炎

今、私のところの農場では、乳牛の分娩ラッシュで殆ど毎日お産があり仔牛を入れるところがなくなる程です。女房が哺乳担当ですが、素直に飲む牛ばかりではないため、とても時間がかかり大変です。そうした中で産んだ親牛が立てなくなり、産後の肥立ちが悪い、いわゆるカルシウム欠乏かと思っていましたが、土曜日の夜、腰角のところを挟んでつる道具を使って立たせて乳を手絞りしたところ、一つの乳頭から出る乳の色が薄くなっているのに気がつきました。もしや乳房炎ではと、乳汁のサンプルをとり乳房炎軟膏を注入しておきましたが、翌朝になって更にひどくなり、獣医さんにきてもらって、大腸菌性乳房炎の治療をしてもらいました。大腸菌は抗生物質などで死ぬとき毒素を出すため、全身が麻痺するような症状となり、今回も四つ足を投げ出して苦しそうにするだけで、助からないと思いました。しかし治療の甲斐があって3日目には釣って立たせるとしばらく立っていられるようになり、その半日後にはそこから歩いて餌を食べに行けるようになりました。久し振りにこれほどの症状の乳房炎を経験しましたが、何とか助かって良かったと思いました。

遊説

この度の参議院選挙候補者の長谷川岳氏が、根室管内にも遊説で訪れました。私の選挙区の最初は別海町から始まり、中標津町、標津町、羅臼町と進んでこの日は終了となりました。いつものように、私は街頭演説での司会進行役として同行しました。長谷川候補は既に2期を終え、3度目の選挙となっており、その行動力と総務省関連の実現力に富んだ活躍をしており、その実績・特に光ファイバー網を事業者としては効率が悪くこれまで施設されてこなかった農村部にまで広げることに大きく関与してくれたことです。このことによって、地方の通信環境は飛躍的に改善されることとなりました。3回目の選挙ですからトップ当選は間違いないことですが、本人は危機感を持って選挙戦に臨んでいます。朗報が聞かれることでしょう。

現役道議の逝去

今期は現職道議の逝去が多いようです。自民党の竹内先生、川尻先生に続いてこの度日高管内選出の金岩道議が亡くなりました。がんだったそうですが、任期満了を目前にしての逝去は心残りだったろうと思います。金岩さんとは、同期当選で、一期の時に同じ「北方領土特別委員会」に所属し、そのときにビザなし交流事業で一緒に北方領土に派遣されることになりました。しかし、一回目は船に荷物を積み込んだだけで悪天候により中止、次の時には船は出港したもののやはり悪天候で国後島古釜布にある艀が非難してしまって出港してまもなく引き返し、同じ年の第4回、7月22日出港の交流事業でようやく実現したと言うことや、次の都市、北海道・東北議員研修で山形に行ったときは、帰りに吹雪となり、飛行機は欠航。列車ならと特急に乗って函館まできたけれど北海道は運休で結局函館に泊まる羽目に。私と金岩さんのコンビがそろうとこんなことにばかりなるという縁がありました。あちらでも笑ってこんなことが話せれば良いですね。安らかにお眠りください。

小説その2

別海町出身の作家、川崎秋子さんの書いた「絞め殺しの木」という小説がこの度「直木賞候補」になったと報道があった。私も知っている作家が直木賞候補という事には驚きますが、この子は処女作で、「北海道新聞文学賞」次の作品でたった一回だけの「三浦綾子文学賞」、同じ作品で「日本競馬会特別賞」次の作品では「大宅壮一文学賞」そして次に「新田次郎文学賞」など次々と賞を総なめにしてきた作家で、いつかはこの様な大きな賞にたどり着くと思っていましたが、こんなに早くとは思っていませんでした。この上は、直木賞受賞というニュースを聞きたいものです。

脇役

今月の「財界札幌」の「オフタイム」と言うページに、私の記事が載りました。内容は宮城谷昌光氏が書いた古代中国に関する小説が好きで、暇を見つけては読んでいるというものです。実際、伝説の王朝と言われる夏王朝の紀元前1500年頃から、漢が滅んで起こる3国時代までの約2000年間に登場した、歴史上の人物夫々を物語として書かれており、特に春秋戦国時代と言われて多くの国が勃興し、戦力と外交を駆使して発展や生き残りをかける様子が見てきたように描かれており、その面白さに引き込まれてしまいます。特に、君主やそれを支える人々の人間性が描かれているものに大いに興味を引かれます。今の時代にも通じる、外交のあり方や、平和と戦乱の中での人の生き方など参考になることも多くあります。

緊張感

今日も朝から一般質問が続きましたが、質問する方も答弁する理事者側もなんとなく緊張感が伝わらず、議論と言うにはほど遠いと感じて居ます。勿論それを聞いている私達はもっと緊張感が欠けているのかも知れません。質問をする人はその内容について調べ、問題点を挙げ解決策を提案するのが良いのですが、定例会ごとに多くの議員が質問に立ち、回答を理事者側に求めるというのが一般的で、そこにはなかなかしっかりと現場を調査し、現場の要望に添った質問がないのが物足りなさを生むのかも知れないと思います。政治がいつの間にか現場と離れていると言うことに思いを致さなければ、今のような緊張感を欠いた議論にしかならないのではと思います。