振り出しに

来年春の道議会議員選挙に、私の後継として出馬を要請していた方が、周りの人たちと相談した結果、出馬しないことにしたと返事をしてきました。現職の町長を務めていることや、二期目の任期がコロナで殆どやるべき事・やりたいことが出来ていないために、支持者からも町長として町民の期待にこそ答えるべきとの意見を踏まえてのことと説明されました。私としてはこの人が一番適任と決めて申し入れしていただけに、その返事に戸惑っています。更にお願いをして行きたいとも思いますが、先ずは4町の選考委員会を開いて善後策を協議することにしました。振り出しに戻ってしまったでしょうか?

知事コメント

知床での「カズ1」事故で行方不明になっていて国後島やサハリンで発見された遺体がようやく返還されて、明日10日の朝小樽港に着くという連絡が入りました。到着後すぐに知事コメントを出すと言うことも同時に知らせてきましたが、その内容が「この返還に努力されてきた関係者の皆様方に感謝します」というもので、発見後返還までに陰ながら人道的配慮をしてくれたロシアやサハリン州政府に対する感謝の言葉が無いことに疑問を持ちました。知らせてきた担当者にその事とを伝えると、ロシアによる交流事業白紙化や、日本政府が制裁措置を講じている中であること、発見から返還まで時間がかかった事による事故家族の不満があること等を上げて、「関係者」という言い方に留めたとのこと。私は今後のロシアとの関係回復の際、この言い方では糸口を無くしてしまうこと、経済制裁という間接的な戦争状態にあるからと言っても、こうして遺体の発見から返還まで人道的配慮を示してくれた相手国に対する感謝の表明は人間としてなすべき事を主張しましたが、受け入れてはくれませんでした。もう少し長い視点で戦略的に考えるべきと思います。

ウポポイ

議会のアイヌ議連でウポポイ視察に行きました。私はこれで3回目になりましたが、展示物はこれまでと変わらず、国立博物館と言いながら展示の工夫も北海道のアイヌ文化も幅広く紹介されている訳でもない事が、非常に物足りないものになっていました。北海道のアイヌ文化は文字が無かったことや、地域の移動も広くなかった事もあって、その地域ちいきの文化に微妙な違いがあることは知られていますが、そうした展示も無く、また北海道北部に拡がっていた別の民族とのつながりを比較したりつながりをわかりやすく説明するものも物足りないというものでした。これでは何度も訪れたいと言う気にはならないと思います。

ワーケーション戦略

今回の人口減少・地方分権特別委員会で質問をしました。前回の委員会で交流人口拡大などの目的で、ワーケーションを推進するための案が出されましたが、この説明の中では、道も含む推進協議会(7団体)、自治体による受け入れ検討会議(96団体)、道関係部局による推進会議の3つの推進体制を構築して進めるというものでしたが、私が指摘したのは特に受け入れ市町村はお互いライバルで、それも全国が明いてなだけに、コロナの副次的なものとしてのワーケーション推進では、実績が上がらないと言うことでした。「自然が豊か、冷涼、通信環境が整備されている」等の売り込み文句はどこでも一緒であり、特に特色にはならないと思います。今年の成功例の厚沢部町の自然豊かな中での預かり法規とセットや、浦河町の馬とふれあう事の出来るワーケーションも来年それをまねても2番煎じではそう大きな効果は期待できなくなります。道がやるべき事は、知事肝いりの「北海道応援団会議」のような企業グループを拡大し、「協働人口」「関係人口」「応援人口」等と呼ばれる人の移動が無い中でも地域の関心を持ち、何らかの応援をしてもらえる人たちを増やして、その後訪れたり住み着いたりする人たちを増やしていく事では無いかと思うのです。

あれから4年

今朝議会に行くと、国旗掲揚塔の旗が半旗になって居て、今日があの胆振西部地震の日だったことを思い出しました。朝3時過ぎ、札幌のマンションで寝ていた私は突然の激しい揺れで、ベッドから転げ落ちそうになりながら揺れの収まるのを待っていた記憶があります。その後停電になり、明るくなるのを待って議会までリュックを背負って歩いて行きました。途中のコンビニには飲み物などを求める人が長蛇の列を作っていましたが、停電でレジが動かず効率の悪い手計算で売っていることのせいでもあったようです。道議会は道庁の緊急用発電機が稼働していて電気と水は確保できていましたが、私のマンションはどちらも駄目でした。当時政調会長を務めていたこともあって、道の対策本部に激励に行きましたが、既に道職員はもとより、道警、自衛隊などが参集しており、情報の収集に務めていました。テレビに映された広範囲な土砂崩れの惨状には、この世のもとは思えない恐怖心を持ったものです。人命と構造物などに大きな被害をもたらし、防災について学ぶことの多い地震でした。

NPT会議決裂

核兵器不拡散条約(NPT条約)がロシアの拒否で決裂したと報道されています。先にもう一つの「核兵器禁止条約」も核兵器を持たない国々によって議決され発行していますが、日本は不拡散条約こそが、現実的で重要だとして禁止条約は批准していません。今回の5年に一度の不拡散条約締結会議には、岸田首相自らも出席して各国に訴えましたが、核保有国の姿勢は堅く大事なところを譲歩し続けたにも拘わらず、最後にウクライナに核兵器の使用をちらつかせていたロシアの反対で議決することが出来ず不成立となった。この会議には、インドとパキスタン、事実上所有しているとされるイスラエル、核兵器を持った後脱退した北朝鮮は参加しておらず、この会議とは別にアメリカとロシアで結ばれていた核兵器削減条約もロシア側からその破棄が通告されていて、悪魔の兵器のコントロールは絶望的となって居ると言っても良いでしょう。それはそうだわなと思います。言ったん手にした大量破壊兵器は、相手に勝つ目的の戦争で威嚇にも使え、簡単に削減したり放棄するはずがない。世界が破滅に向かって行くことは止められないのだろうか?

北方領土問題は?

毎年8月下旬に開かれる、「北方領土返還要求北海道・東北国民大会」が昨日3年ぶりに運動関係者や、一般の人たちも会場に入った中で開かれました。そして、その前段には4年ぶりとなる街頭行動も行われました。私が議員になって数年後、毎年定期的に開かれているこの種の大会がマンネリ化していると感じて、委員会で「この様な形で開き続けても何の進展も期待できない」と発言して改善を求めたことがありましたが、実行委員会形式で開かれて居ることもあって、どう改善すれば良いか解らないと言うことで、依然として同じ事を繰り返しています。更に、今年の大会を見ると内閣府も外務省も政務3役は出席しておらず、あまた居る衆参国会議員も出席は3名だけで、そのほかは全て代理。この有様がロシアに伝わって、日本で返還を求めているのは一部の元島民だけだと見透かされ、最近のような領有を既成事実化するという強硬手段につながって居ると思います。国の本気度が問われています。

北方領土

毎年この時期に開かれる「北方領土返還要求 北海道・東北国民大会」が開催され、道庁から大通りまでの街頭行進も4年ぶりに行われました。シュプレヒコールは新型コロナ対策のため出来ませんでしたが、街頭での市民の反応は東京でおこなったときとは違って、興味を示してくれる人が多く、北海道という地域性を感じました。大会では主催者の鈴木知事や、名誉大会長の秋田県副知事の挨拶の後、来賓紹介、来賓3人の代表挨拶と進みましたが、気になったのは国会開会中でもないのに、内閣府代表、外務省代表、北海道選出の国会議員はたった3名を除いて(鈴木宗男氏、道下大樹氏、紙とも子氏)以外は全て代理。国民大会なのにこの状態ではロシアに馬鹿にされるわな、と思った大会でした。

未だに解らない

毎日、旧統一教会に係わった議員として多くの国会議員の名前が出され、説明を求められている。私はこの問題が出始めた頃「何が悪いのか解らない」と言って非難された時の自民党福田総務会長が、「何故非難されるのか、統一教会は反社会的団体なのか?」とフェイスブックに書き込んで多くの人から「認識不足」だとコメントされて以来、このことについて公式に発言することを控えているが、今の国会での議論を見ても「国際勝共連合」や「世界平和女性連合」との関わりを持った議員まで関連団体と係わったとして追及されていることに、やはり違和感を感じています。統一教会の名称変更についての疑惑まで言い立てられているが、この名称変更もこれまでの統一教会から世界展開できる宗教団体へと変わっていこうという目的ではなかったかと思うのは、肩を持ちすぎだろうか?兎も角何でもかんでも旧統一教会に関連した団体と何らかのつながりを持った議員はけしからんというのであれば、暴力革命を党是にしていた団体が堂々と国会の党派として存在していることを非難するマスコミがあっても良いのにと思うのは私だけだろうか?こんなことを追求して魔女狩りに終始している世の中はおかしいと思う。

農政部長との懇談会

道の宮田農政部長が今日から根室管内を訪問・視察する日程の一部を割いて、到着直後の一時半から管内4農協の青年部役員に集まってもらって、部長からの話題提供と青年部の意見を聞く懇談会を開きました。部長からは現下の情勢の中で肥料価格対策や高止まりしている飼料対策についての話と、この様な情勢下でも根釧地域のような草地酪農地帯では土地があり、肥料としての糞尿があるので如何に有効に使うかが経営の今後を決めること。草地からできるだけたくさんの栄養素を得るために草地更新を積極的に行うこと。これは決して事業で行われる草地整備では無く、草地改良(生産性を高めるための裸地や雑草繁茂を解消する)や、草地更新(牧草の収量や栄養価を維持回復するための営農行為=自分でやる)などを着実に行うこと。牛乳のだぶつきを解消して搾れるようにするきめては生乳換算で約4百万トンにもなって居るチーズを、国産に入れ替える措置が必要と強調していました。青年部からは、肥料の値上がりや、生産抑制の解消、施設投資が出来ない、生産抑制のため飼料を減らしたところむしろ牛の調子が良くなったなどの発言があり、未だ経営が切羽詰まったところには行っていないということを感じました。楽天的感触に過ぎるでしょうか?