トロール漁とトド対策

午前中、羅臼町、標津町、別海町の行政や漁業組合、議会の代表が道庁と議会を訪れて、羅臼から別海沖の北方領土海域でのロシアトロール船操業禁止と、年間15頭しか割り当てがなく漁業被害の出ているトド対策を要望しました。トロール船は1988年から羅臼沖に現れ、その後この漁場のスケソウダラやホッケの漁は激減し幾度かの減船措置をしてきましたが、それでも漁は少なくなっていくばかりで、越境操業が絶えず、銃撃事件もあってから安全操業の枠組みも出来ましたが漁模様は回復していません。もう数年にわたる要請ですが、トロール船による漁網被害の日本国からの一部保証以外、相手がロシアと言うこと、領土問題が関わるので一向に改善されません。トド被害も同様で、生息頭数が北方領土がらみとなるので、把握できず、嘗て捕獲していた15頭の割り当てに限られ、常に漁業被害に悩まされています。知床世界遺産の関係もありますが、地域で人々が生活できないのでは何の意味もありません。

移動政調会

自民党北海道第7選挙区支部の移動政務調査会を、鈴木貴子新支部長の下で初めて開きました。午前中は釧路市で釧路管内の各団体から、午後2時からは中標津町で根室管内の各団体から、要望や提言を頂き、その後開発建設部や振興局、教育局、建設管理部などからコメントをもらい(正式の回答は後ほど文書でする)その後出席した道連政調会メンバーや、伊東代議士、鈴木支部長からコメントをしました。要望には様々有りますが、予想される大津波対策や、アルプス水放出に伴う中国の輸入停止措置対策、道路整備について、真摯に対応し実現を図っていかなければなりません。について、真摯に対応し実現を図っていかなければなりません。

久し振りのトラクター

息子が遅れていた2番草を刈っていたので息子が遅れていた2番草を刈ってテッターを掛けていたので、午後から集草を手伝うことにして、トラクターに乗り込みました。テッターを掛けてほぼ列状になっているので。それを寄せていくだけなので、比較的単純作業なので楽しかったと言えば叱られるかな?すぐ後ろから息子がベールしていくので、少しは役に立ったかな?8ヘクタールくらいの草地全てにレーキをかけ終わり、息子はその半分くらいをロールして、搾乳後にラップまで終わらせました。やっぱり私は根っからの酪農家で、こうした仕事の方が良いな。

人手不足

団体政策懇談会二日目。今日は農業関係団体では、農業設計団体と、農業土木団体から先ず要望を頂きました。どちらも土地改良に係わっている企業団体です。農業の効率化、大規模化を支えるのは小さく区切られた農地の大区画化や、水田などを他の作物に使えるようにするための灌漑と排水性の良い農地に改良することが大事で、高齢者などの離農が止まらず、残った農家が規模拡大を担う中では、この事業推進が急がれます。しかし、国の事業予算は依然として当初予算と補正予算が半分ずつで、しかもこの数年予算が減っていて、資材代と人件費が増加している中では事業量が減ることになるため、予算の適正な確保を要請されました。その後の北海道幼稚園協会の要請の中でも触れられましたが、人手不足が顕著で、人材育成と地方への就職促進も要望されました。幼稚園の保育士不足は、女性活躍社会を支える基礎となるもので、給与を引き上げる事などを通じて人材の確保が出来やすい環境を整えて欲しいと要望を受けました。議員が中心となってこの解決のために何が出来るか発想を変えて考えたいと思います。

野生鳥獣対策

今日から団体政策懇談会が始まりました。最初は町村会でした。棚野会長と柴田専務が代表して来られて、いくつかの要望がされましたが、なかでも野生鳥獣対策が急務だと強調されました。多くなりすぎて手がつけられないほどになったエゾシカは勿論ですが、目撃情報が急速に増えているヒグマは人間に危害が及ぶ可能性を秘めているにも拘わらず、絶滅が危惧されて以来保護されてきたのが、アダになってエゾシカの二の舞になる事さえ懸念されるようになっています。棚野会長からはあの丹頂鶴さえ増えすぎて害獣と言ってもいいレベルだとの話もありました。地方はどんどん人口が減ってきて、また野生獣が跋扈する世界になってしまうのではとさえ思ってしまう話でした。

ぼけた?

久し振りに平日地元にいて、事務所に行きましたが、15日の移動政調会のことや、たまった書類に目を通したり、入れ替わった複合機で印刷やスキャナーが出来るようにしてもらったりしているうちに一日が過ぎました。帰ってから女房に、「今日3便で札幌に出るから」と言って考えたら一日間違っていた。出札は11日だった。やっぱりぼけてきたかな?

漁模様

昨日は、羅臼でお世話になった方の葬儀に出席できなかったため、自宅にお悔やみとお参りに行きました。途中の海岸では台風並みに発達した低気圧のためか大きな波が押し寄せる様子が見られました。被害が出なければ良いが、と言う気持ちと下がらない海水温がかき混ぜ効果でさがって、海岸近くに寄らなくて不漁となっている秋鮭漁に良い効果が出ればと思っていました。今日標津の漁師と話すと、海が荒れていたので2日ぶりに網を上げたところ、結構な大漁だったとのこと。昨年もそうでしたが、10月半ば頃から獲れてきたので、夏の暑さが長引いて鮭の来遊も遅くなってきているのかも知れません。

西別川あきあじ祭り

昨日の天気とはうって変わって少し涼しすぎるとは言え晴天に恵まれて、4年ぶりの西別川あきあじ祭りが開かれ、多くのファンの皆さんが、あきあじ鍋などを食べ、歌謡ショーや、サーモンダービー、あきあじのつかみ取りなどで楽しんでいました。今年の根室管内でのイベントは同じ日に行われた根室サンマ祭りと共に最後でしたが、これまで開かれたイベントはどこも4年ぶりと言うことで、満を持していた町民を初め周辺地域からのお客さんで一杯でした。やはりあるべきものがないと地域は活気が出ません。気になる秋鮭漁も西別川に回帰してくる南部系群が2~3日前から獲れ始めてきたとのことで、これからに期待が膨らみます。祈る・豊漁!!!

満席

定例会が終わって、朝一便で帰ろうとシニアで当日予約をしようとしたら、1便は満席でした。カウンターに行って空席待ちを申し込みましたが、先ず2便を予約し、その後1便の空席待ちを申し込んでおきましょうと言うことでしたが、結局空席はなく、約4時間を空港で過ごすことになりました。映画でも見ようと3階に上がってみましたが、10時からとの表示、温泉に入ろうかと思ったらこれ間9時までで、再開は10時からとのこと。結局店を開いたばかりの本屋で本を買ってラウンジで読みながら時間を潰して、ようやく4時間が過ぎて、2便に乗ろうとすると、「今日は満席で運行の予定ですので、機内持ち込みの荷物はなるべく預けてください」とのこと、2便連続の満席。さすがに3連休の初日でした。

定例会閉会

9月12日から開かれていた、第3回定例会が終わりました。今回の議会ではラピダスの工事が始まったという明るい話題があったものの、目の前に控えている重要課題が目白押しで、私達与党としてもこれまでのように知事の提案を「いいよいいよ」と簡単に認めるわけにはいかない事が多く、議員総会や研修会を頻繁に開いて認識を共有し疑問点を明らかにして意見を集約する事が多くなりました。私達長老連中が少しうるさく感じられるかも知れませんが、先の短いものの遺言だと思って欲しいと思います。コロナを機に世の中が変わっていく気配を感じますが、流されることなく大事なものは大事と言い続けて行かなければならないと思います。それが年寄りの役目です。