低気圧被害にお見舞い申し上げます。

 時ならぬ爆弾低気圧の襲来で、地元根室管内では大雪被害に加えて海岸では高潮被害が続出しているとの連絡が相次いで入って来ました。
 建設管理部中標津出張所と、釧路根室建設管理担当副振興局長には現地に出向いて応急処置の出来るところは対応してくれるようにと連絡を入れましたが、荒れている最中で危険も伴いますので、充分ではなかったと思います。
 議会中と言うことで現地に自ら出向けないもどかしさを感じながら、予算特別委員会の質疑に没頭していました。
 被害にあった皆さんには心からお見舞い申し上げます。今後の対策の中で、出来るだけのことはしますので、お許しいただきたいと思います。

白紙委任したわけではない

 薄氷を踏む思いで勝利した衆議院選挙ではありましたが、私達が必死で守ろうとしたのは、伊東良孝氏という人物を通して釧路、根室地域だけでなく北海道という常に国の動向から取り残されている地域を守ろうという一心だったと思っています。
 勝利したあとの安倍総理の発言では、農業の構造改革路線を一層進めるとの意向も見られるが、地方創生の施策が出て来るように、規模拡大や、農協の解体で農業や地域が守られることにはならっず、今回の大勝があっても、私たちは全てを全面的に白紙委任したのではないと言うことを、厳しい選挙を強いられた北海道から申し上げたいと思っています。

薄氷の勝利

 突然解散の総選挙は、自民・公明の与党が圧勝という形で終わりました。
 しかし、沖縄では全議席を失い北海道も3つの小選挙区で敗北。結果としては比例も含め3議席減という敗北ということになりました。
 私たちの7区も勝ったとはいうものの、わずか226票差という薄氷を踏む想いの当選でした。
 野合と思われた新党大地と民主の選挙協力は、今回ほどうまくいったことはないでしょう。
 一区でもこの連携がうまくいっていなかったら議席は守れたと思います。
 選挙戦の序盤、応援に入ってくれたある代議士が、公示前の党本部の調査から、全国的には報道の通り圧勝するだろうが、北海道と沖縄は違う。とくに1・3・6・7・8区が厳しいと言われていましたが、本当に1・6・8区は議席を失い7区は大激戦でした。
 基本的には北海道は反中央的な気運が強く革新が強いところですが、安倍政権の相次ぐ農業改革や、TPP、米価の下落、経済活性化策に実感がなくむしろ資材高騰の先行に苦しむなど、「この道しかない」という訴えが響かなかった結果だと思います。
 今後北海道からの発信が大事になると思っています。

地域課題

 総選挙もあと2日となりました。
 選挙活動をしながら各地域や、町内企業を歩くと、いろいろなことを聞くことが出来ます。
 本来選挙とは関係なくこの様な活動をすべきところですが、議会に拘束されることの多くなった最近では、貴重な時間でもあります。
 地域の主産業である酪農と水産それぞれに問題を抱えています。
 漁業では、資源の減少あるいは枯渇という問題です。
 かつて水揚げ日本一を誇った標津漁協での秋サケ漁が、今年は火が消えたように獲れなくなっています。
 最近この傾向とはなっていますが、これ程獲れなかったのは初めてとのことです。
 原因と考えられることは30数種類あるとも言われていますが、今後これらの原因を一つ一つ検証して早く復活できるようにしなければならないと思います。
 もう一つは、ホッケ・スケソウダラの極端な不漁です。
 海水環境が変わったか、ロシアトロ−ル漁船による無差別な乱獲の影響とも言われています。ここも早く解明しなければなりません。
 陸では、酪農が、離農などの影響で生産量を落とし続けている事です。
 先行き不安や、経営者の高齢化、規模拡大が限界まで来ていることなどの理由によるものです。
 こうした課題の解決に向かうためにも、反対や、理想論でなく、地に足のついた施策を求めて行かなければなりません。

後戻りしたいなら

 民主党などは、経済政策の効果が、一部の金持ちだけに集中しているなどと批判しています。
 金融緩和によって円安・株高が進行していて、そのような傾向も見受けられます。
 しかしそうした中で、経済成長に向けての効果が現れているところも多く見受けられます。
 例えば、北海道内への本州方面からの観光客が、高級旅館にも多く宿泊するようになっている事や、高級料理店への客が増えている事など、最近縮小気味だったところが挽回しつつあることです。
 ただ、こうした動きはごく一部の金持ちだけだという批判に対する回答にはなりませんが、地元への梱包材注文や建設財の発注増など着実に増えてきている部門もあり、そうした動きが若干ながら給与引き上げにもつながっていることを聞くと、実感にはまだ行き着いていないものの、波及していると言えます。
 もう少しこの流れを続けてみんなの給料が上がるまで頑張ろうではありませんか。

後戻りしたい人は民主党候補に投票すればいいのです。

財政再建は?

 支援依頼に回っていると、様々な意見や思いを聞くことが出来ます。
 本当はこうした選挙の時ではなく、普段出向いて意見を聞くのが良いのですが、政審委員長になってからは、平日は殆ど議会に出ているので、地元を歩く時間が無く今回のような機会は貴重な時間かも知れません。
 そのなかで国の財政について心配する意見がありました。
 1000兆円を超えた国債をどうやって返していくのだろうか。今のペースで行くとあと5年後に1300兆円(国民の預貯金総額)を超えることになるけど、返しようが無くなるだろうというものです。
 確かに心配するとおりですが、私の見方は今の景気浮揚策が効果を発揮できれば、税収が増え支出を抑制する事で増加が止まり、それに消費税引き上げで若干ながら減少に転じるはず、と説明してみましたが、それでは無理と反論されました。
 北海道の道債残高も同様、今後どうしていくかしっかり考えるべきことです。 
  

批判だけで良くなるか?

 相手候補の演説を少しだけ聴きました。
 さすがに弁が立つと思いましたが、聞いていて思うことは、安倍自民党内閣の施策が、大企業に偏り、北海道などは低所得や円安不況にあえいでいて、庶民の暮らしには何の恩恵もないといった趣旨でしたが、建設業者の仕事量は民主党時代に比べ確実に増え、それが地域経済にも及びつつあることには触れません。
 更に様々な地域の不満を汲み上げて話しており、聞いている支持者には受けているようでした。
 しかし、こうした問題点や不満は私たちも承知しており、伊東さんや応援に訪れる国会議員にも伝え、また北海道議会の場や、自民党道連政調会などを通じて党本部にも伝えるなど、そのゆがみを修整する努力はしています。
 そうした努力が、「地方創生」の政策となって実現に向かっているのであって、野党がいくら批判をしても実現は出来ないのが政治の世界です。
 特に亡新聞を読む機会の多い道民は批判精神は旺盛ですが、その解決策にはもう一歩が必要なところと言われています。
 私たちも仮に全国的に勝利することが出来たとしても、それを安倍総理に対する白紙委任とは思っていません。
 言うことは言い、正すところは正すというのが、一貫した私たちの姿勢です。

TPP交渉は?

 今回は争点の見えない選挙と言われますが、北海道ではTPPと農業改革が強い関心を持たれています。
 TPP交渉への参加が表明されてから、農業団体を中心にもしこの交渉がまとまったら日本の農業がいかに打撃を被るかばかり学んできたように思います。
 それは政府不信となり、選挙では支持が一向にひろがらないことにもつながっています。
 しかし実際はそんなことになら無いよう、政府でも粘り強い交渉を行っており、最終決着が遅れているのも、そうした日本農業を守ると言う交渉姿勢の表れです。
 それは何故だったか?
 交渉入りする前(8年前)の国会決議を守り、砂糖原料の国内調整整金や、原料チーズの抱き合わせ販売、基準年の10%を超えた時のセーフガード設定など、国内農業を守る為に必要なことをきちっと取り入れているからと言う理由です。
 TPP交渉でも国会決議に従ってこうした事を基準にしているので、アメリカのいかなる身勝手な要求もはねつけていて、そのせいで交渉がまとまらないというものです。 

危険水域

 根室管内郵便局長会の総会があり、それに先んじて開かれた政治連盟の会合で、伊東候補に代わって挨拶をさせて戴きました。
 郵政選挙に代表される小泉内閣の規制緩和、郵政民営化の総括が必要なこと、地方にとって金融機関としての郵便局と、農協は欠くことの出来ないものである事、などをお話ししました。
 そのあと挨拶にたった、もと全道局長会会長で、今は釧路町伊東後援会会長は、今回の選挙は新聞で書かれているのとは全く違って、非常に厳しいとして、前回総選挙の根室管内1市4町の結果が全て負けていることを数字で示してくれました。
 確かにその通りで、私自身そのことを充分認識していなかったことを反省し、直ちに行動に移すことにしました。
 みんなでその認識を共有しなければ、本当に負けてしまいます。

67才

 今日は67才の誕生日でした。事務所のスタッフが日程表の中に書き込んでいたのと、FSのタイムラインで紹介されていることで、沢山の方々からお祝いの言葉を戴いて、改めて気付いたほどばたばたと忙しい一日でした。
 総選挙は3日目に入り、昨日の小泉進次郎氏に続き、今日は富山2区の宮腰光寛先生が応援に入り、管内各農協でお願いの挨拶をしていただきました。
 相手候補は、自分の政党も捨てて民主党に入党しそこでの比例指名一番も勝ち取るという離れ業を達成し、私たちは民主党のだらしなさにあきれていますが、それでもこの選挙区では父親の信者が多く、若さと可愛らしさ、弁の立つことなどで応援の輪が広がっていて、我が陣営は苦戦しています。
 政治とは何かと言うことを改めて思います。
 宮腰先生は、派手さはないものの、実務派としてしっかりと政治に取り組んでおり、北方領土問題や、農業問題では事務局的役割を着実にこなして結果を出しており、政治家とはこうあるべきという私の目標とすべき方です。
 格好の良い反対論を論じたり、力による強引な政治運営を行っても政治は国民のためにはならないことを教えられています。