根室農業大賞

 今日、根室農業大賞の授賞式がありました。
 今年の大賞受賞者は、別海町の福本弘一ご夫妻でした。
 受賞理由は、「表層撹拌方式によるアルファルファ栽培法の確立」でした。

 この賞は今回で4回目で、その前は「根室農業賞」と言っており、根室農業の発展と安定に功績のあった、どちらかというと一線を退いた功労者表彰の傾向がありました。
 然し、今回は現役で、これからのこの管内の農業にとって大きな方向変換をもたらす可能性のある技術確立を実践した福本さんが受賞したことに大きな意義を感じます。
 私を含め、これまでも随分沢山の酪農家が、牧草の女王と言われるアルファルファの栽培に挑戦してきましたが、土壌凍結の深いこの管内では、直根が切れるということのために永続性がなくうまくいきませんでした。
 福本氏は新しい横にも根を張るタイプの品種と出会い、更に深起こしでコストもかかっていた更新法を表面撹拌という省力化した技術でアルファルファの定着とコストダウンの両方を可能にしたものです。
 福本さん受賞おめでとう御座います。

待望の診療所落成

 永年町民が待ち望んでいた羅臼町の診療所が、【知床羅臼国民健康保険診療所】として完成し、落成祝賀会が開かれました。
 羅臼町は、交通の便が良くなく、医師確保にも苦労してきて、急病が出たときには、中標津の病院まで搬送しなければならないこともあって、医療の確保が最大の懸案事項でもありました。
 病院経営も、町の財政に大きな負担となり、その赤字拡大から、診療所として再出発しましたが、やはり医師や、医療スタッフ確保がままならず、町民に大きな不安感をもたらしていました。
 今回、診療所の改築と、新しい機器の導入、そして何よりも地域医療に理解のある医師確保と、指定管理者として、釧路の「社会医療法人孝仁会」が経営を担うことになり、町民の医療確保に大きく前進することが出来ました。
 今後は、二次医療圏の中心としての町立中標津病院と、三次医療拠点の釧路の病院とで役割分担をしながら、住民に安心感を持って貰える拠点となる事と思います。
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完成した診療所(パンフレット写真より)と、孝仁会斉藤理事長・脇羅臼町長・挨拶が村山町議会議長

総選挙と多党化

 55年体制と言われた自民党・社会党の2大政党時代から更に55年経ち、今回行われる総選挙では、名前も思い出せないほど多くの政党が割拠しています。
 主張することがそれぞれあり、既存の政党ではそれが実現できないとのことでグループを結成しているのでしょう。
 「鶏口となるも牛後となるなかれ」の例えにあるように、大きな組織に飲み込まれて思うように出来ないので小さいながら独立して存在感を示そうという気持ちは分からないではないのですが、実現できるかとは別だと思います。
 どんなに高い理想を掲げても、実現できなくては、国民のために何もしないことと同じです。
 政治とはそういうものだと道議会議員になったとき先輩が教えてくれました。
 社会が多様化し、それぞれが様々な事を言うようになったことで、それを反映してのことでしょうか。
 だんだん国としてのまとまりがなくなり、世界の中での存在感がなくなってきた今の日本を象徴してはいないでしょうか?

解散・いよいよ総選挙

 衆議院が解散しました。
 3年にわたる民主党素人政権がようやく終わりました。
 小泉改革による格差の拡大と、旧弊の出ていた自民党政権に「一度お灸を据えて民主党にやらせてみたら」と国民が選んだ民主党政権でしたが、著名な大学教授をして「これ程ひどいとは思わなかった」と言わせるほど国を運営するには準備と経験が足りなすぎました。
 今この国に必要なことは、熱に浮かされたような改革ではなく、国の基本をしっかり踏まえた安定した政治を行うことではないかと思います。
 道政においてもそのことは同じで、天下国家を論じるよりも、現場の要望と長期の視点をバランス良く実現していくという基本を忘れず取り組んで行かなければと思います。

農業戸別所得保障

 第2222号です。
 ついに追い込まれ解散となった、民主党政権のマニフェストで、唯一実現したのが、「農業戸別所得保障」だと言われています。
 特に米には10アールあたり1万5千円(ヘクタール15万円ですぞ)の所得補償交付金が交付されています。本当はこのことで、これまで計画生産に参加しなかった農家も取り込み、米が安くなる分を補うことにより、海外の米との価格差を詰めるはずでした。
 然し、生産数量目標を守った農家という条件で、結局出回り量を制限し、米の値段を維持(最近では、震災被害や放射能のため作付け出来ない田んぼの分が減り、むしろ値上がりしている)する事で、稲作農家を優遇しすぎではという声さえ上がっています。
 これでは下支えをして稲作農家を守り、自給率を上げようという主旨とは裏腹に減反奨励金を貰い慣れた農家が駄目になっていったのと同じ轍を踏むように思います。
 次の政権では、そのあたりをしっかり考えて、農政を組み立てて欲しいと思います。

急転直下

 国会党首討論会で、野田総理が殆ど「突如」明後日16日の解散を安倍総裁に提案しました。
 条件に、特例公債法案の修正と議決、定数是正のうち、次の通常国会での衆議院議席削減を飲むならということでした。
 首相が12月のロシア訪問を取りやめた時点で、これは解散総選挙になるなと思ったのが中りましたが、それでも突然という印象はぬぐえません。
 先の総選挙で、出来ないと感じながらの「マニフェスト」で、自民党飽きしていた有権者の支持を受けて大勝しながら、そのマニフェストは「嘘」の代名詞とされるほど実現できなく、政治運営の素人集団で国政は内外で混乱を来し、内部分裂もあって、支持率低下、ついに追い込まれ解散となったものです。
 政権交代を誘導したマスコミ、それに乗った有権者にも責任はあり、民主党ばかりを攻められはしないと思います。
 かくなる上は、「新生自民党」がどれだけ過去の悪かった点を反省し、今必要な施策を打ち出し、実行するかが、日本再生のために必要なことだと思います。

大雨の被害

 最近雨ばかり降って、との記事を載せましたが、11月7〜8日の強い雨で、川岸が削り取られたところがあちこちに出ています。
実害が聞かれるのは、羅臼町の植別川で、孵化場に行く道が大きく取られ、通行不能になったもの(写真)だけですが、今後調査の上、護岸工事の必要なところも出てくるかも知れません。
標津から羅臼に至る河川は、山から海への距離が近く、急流とも言える河川が多く、今回の大雨では、川原に大量の流木が散乱しており、その増水の様子が知れます。
流木は海にも流れ出し、終盤を迎えている定置網にも影響を与えており、網を引き上げざるを得ないところもあると聞いています。
自然とはいえ、何らかの手立ても必要と思います。
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決壊の様子、中央の流れの端が本来の護岸    護岸の基礎部分。相当前から削り取られているようです

ふるさと会

 大抵の自治体は、そこの出身者の集まりを持っています。
 言い方は様々でしょうが、中標津町は、「札幌中標津会」「東京中標津会」をそれぞれ持っていて、年1回総会と懇親会を開いています。
 今日は、札幌中標津会が開かれ、急遽出席してきました。
 今日の会には、中標津出身者だけでなく、中標津に仕事できていて、札幌に転勤した人達も多く出席していました。
 いわば、中標津の応援団「中標津ファイン大使」というところでしょうか。
 中標津は管内の中心地ということもあって、各企業や、機関の出先も多く、そこに転勤してくる人達は様々な機会に地元の人達や、同じ時期に住んだ人達同士と交流し、それが札幌に帰ってからも続いて居ると言うことは本当に嬉しいものです。

年内解散総選挙か?

 野田総理が、12月に予定していた訪ロを取りやめたというニュースが流れました。
 自民党・公明党は赤字国債発行を可能にする特例公債法案の衆議院通過に協力すると表明。野田内閣支持率は20%を下回る等、いよいよ総選挙に向かって進んでいるように見えます。
 あとは違憲とされている一票の格差是正に関する法案を議決すれば、解散総選挙に向けての条件が揃うことになります。
 最後の一つで民主党政権は延命を狙うでしょうが、もうこのこのままこの政権が続いても期待出来るものがない以上、一日も早く国民に選び直して貰うべきと思います。

今年の秋は

 今年は、夏後半が非常に暑く、様々な影響を及ぼしています。
 秋鮭の不漁はこのせいで海水表面温度が高いまま推移したせいではと言われました。
 最近この地で産地化を進めている大根は根腐れや、虫食いで商品率が著しく落ち、収穫の終盤を迎えているビートは糖分率が極端に低いなど、いつも通りの出来秋とはなっていません。
 秋の紅葉も今補と月例ではなかったと聞きますが、町の街路樹として植えてある紅葉はいつもよりきれいに紅葉したのではと思っています。
 写真は中標津町立病院の通りの並木で、11月1日に撮ったものです。
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