JR論議

先週末、新聞社が一面で「留萌線廃止方針」との大見出しで報道しましたが、JR側から北海道庁に入った連絡では、そのことについては検討していないとのことだという。
しかし、その前日に出たJR北海道再生推進会議の提言では、経営判断の誤りの蓄積や、風通しの悪い企業風土と合わせて、経営環境の悪化などの帰結として必然的に事故は発生したとしており、経営全体について聖域のない検討を行うことが必要としている。
このことを受けての新聞社の廃止記事となったとも思われますが、答申では更に安易な路線の休廃止は進めるべきではない、また、「選択と集中」を進めるにあたっても交通網維持に於ける使命についても十分配慮する必要があるとして、決して廃止の話しはしていません。
いずれにしても、赤字路線をどうするかは、経営上悩ましい問題です。


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