振興局

 今回の議会で改正された、「総合振興局設置条例」について持っていた、私の思いを少し書きます。
 昨年の20年第一回定例会前から本格的な議論がなされ、担当委員会の「道州制・地方分権等推進調査特別委員会」では、平成20年2月4日・2月27日に集中審議を行い、私も理事として質疑を行いました。
この時は、その計画の不十分さが目立ったため、こんなものでは改革など出来ないと、むしろ反対の基調で質問をしていました。
その後、議論を重ねた中で、不明確だったものが次第に形を整え、また独自調査に廻って振興局となる地域の不安や、課題を整理しながら、「新しい支庁の姿」実施案のなかに盛り込んで行けたことから、北海道の将来に向かって改革のスタートを切ろうと賛成したものです。
 100年続いた「支庁」から、「振興局」に名称を変えようといったのも、担当者と私でした。
改革をしたという形を示すことと、「支庁」という道庁の出先から、地域振興の拠点に作り替えるという、私なりの理想がありました。
 そのために支庁から振興局へ変える際、組織機構や人員配置などについても現場重視の視点を強く求めていました。
支庁や(根室の場合)原部(農政部や、水産林務部など)からはその意向に添った要求が出されたはずでしたが、行政改革を主眼とした関係部局との調整が付かなかったことも、最後まで町村会の賛同を得られなかった一因でもあろうと思います。
 地域振興や、地方分権を進めるためにも、単なる制度改正でなく、大きな理想とそれを実現するための意識改革が必要な時ではないでしょうか。

議会が終わりました

 一ヶ月+6日となった第一回定例会が昨日夜終わりました。
 今回は、勿論予算審議が一番の案件でしたが、いくつかの条例案が論議の的となった議会となりました。
 そのうち、昨年の第二回定例会から継続審議となっていた、「北海道地球温暖化防止条例案」は、民主党道民連合から議員提案されていたものに、産業界などからの要望を入れて自民党道民会議が修正して、全会派一致で議決されました。
 私の属する環境生活委員会で議論し、会派と産業界などの間で調整をし、一次は暗礁に乗り上げて廃案の危機にあったのですが、それぞれが歩み寄り成立の運びとなったもので、これこそ「合意」というものだと思います。
 このほか、「障害者が暮らしやすい北海道作り条例(長い名称なので略しています)」も議員提案で成立。
 「北海道歯・口腔の健康作り条例案」はフッ素による虫歯予防をめぐって、養護教諭や、北教組の強い反対運動を受けて、民主党が反対したため、継続審議となりました。
 こうしたやり取りは、会期中のことでしたので、予算成立には大きな影響はなかったのですが、最終段階に向かって、町村会長の強い反対で成立したまま宙に浮いた形になっていた「総合振興局設置条例(支庁再編条例)」を道が一度も施行することなく改正する姿勢を見せたことで、審議が滞り(既報)異例の4日間もの延長議会となりました。
 何日もの深夜議会を繰り返したのも異常ですが、昨年諸々の変化と、将来の道の行財政のあり方について打開の道を開こうと議決したものが、当初の目的から後退したものにせざるをえなかったことが、一番残念なことでした。