穏やかな正月と穏やかでない話

 年末以来とても穏やかな日が続いています。
 今日は別海町の消防出初め式と、その後引き続きの新年交礼会がありました。別海団は全部で6分団に分かれており、このことはそのまま市街地が分散していて消防団がなければ地域の安全を守れないことを表しています。昨日も羅臼消防団の所で書いてあるので略しますが、こうして、生業を持ちながらの団活動に、80%以上の日数参加している団員の多いのも別海町の特徴です。その後別海町の主立った人達が参加しての、新年交礼会があり、お互い新年の挨拶を交わしましたが、その時、かねてから噂のあった人が、今度の選挙で私の対立候補として出ることに決めたとの話が伝わってきて、心穏やかならざるものがあります。

始動

 三ヶ日ゆっくり?休ませて頂きましたが、今日から行事が始まりました。今日は、羅臼消防団の出初め式でした。昨年は火災が3軒だけで、死傷者も、類焼もなく済んだのは、日頃の防災意識の高揚が、功を奏していると言えます。羅臼町での消防団は、火災だけでなく昨年のような高波などの際も、避難、防災、後かたづけなどにも活躍します。常設消防が充分でない町村では地域にある消防団が、地域の安全を守る役割をしています。有償ボランティアですが、自分のことは自分で守る、自分のことは自分でするという、行政の原点のような存在だと思っています。今では全てお金で解決するという時代になっていますが、そのお金がどこかから湧いてくるかのような錯覚で、お金を出してくれない者が悪いと言った行政に対する批判が多くなっているように思います。地域の消防団のように自分でも出来ることは、人の手をかけないようにすると言うことを原則にすれば、もっと行政サービスと負担の問題が改善されるのではと思います。

穏やかな正月です

今年は、3ヶ日とても暖かく穏やかな日が続きました。一年中こんな日が続いてくれたらと祈らずには居られません。今年は、北海道にとっても、大きな意味のある年になるのではと思います。昨年暮れに、道州制特区法案が、国会で成立し、今年から権限移譲される項目について、協議に入りました。関連する条例を2月議会(1定)で整備しますが、同時に第二次の移譲要望の整理に入ります。また、第5次北海道総合計画の策定にも着手して、全体として北海道が自立する方向性を具体化していきます。勿論、虫が良いといわれそうですが交付金など財政的な裏をとりながらですが。こうしたことを、国の方向と合わせながら実現して行くには、今の体制を続けることが必要です。春の統一地方選挙は、そうした意味で重要なものとなります。決して不満のはけ口にしてはならないものだと言うことが皆さんにはお解りかと思います。

年賀状

 どうにも要領が悪く、年前に年賀状を出すことが出来ず、いつも正月は夜を徹して年賀状書きとなります。書くと言っても、印刷ですが、相手によって文章を変えているので、結構手間がかかって、家族がゲームなどをしているのから一人はずれてパソコンと向き合っているのは、寂しい現代人を象徴しているようです。いただく年賀状にも、人それぞれの個性のあるもの、普通でも一言添えてあるものなど、矢張り一年に一回の便りは楽しみなものです。若い人のは、子どもの写真で埋まっています。付き合いの多くなった私ですが、地元選挙区の方には、返事のみ許されているので、どうしても新年が明けてからとなります。今日明日の晩が山です。返事が遅くなった方ごめんなさい。


暖かかったので、猫の親子が、郵便受けの上でひなたぼっこしていました。

明けましておめでとう御座います

 新年が明けました。皆様方は、それぞれに、来たる年に様々な思いを持っていらっしゃることでしょう。大晦日に書いたことですが、小さな積み重ねと努力が実を結んできているものもあります。不景気だ、不幸だと嘆いていても、決して良くはなりません。積み重ねを意識して努力を重ねませんか。知恵を結集しませんか。今年は、必ず去年より良くしようとしませんか。そうした思いと努力を支えていくのが私たちの役目だと思っています。今年も宜しくお願い致します。
 
皆様方にとってより良き年になりますように!






初日がよく見えました



初日に染まる武佐岳