台風9号崩れの低気圧が、温帯低気圧になってからも発達し、強風と強い雨を伴って道東にも影響を及ぼしています。久々の本格的な雨ですから、農業者は歓迎すべきところですが、風が付くとトウモロコシなどが倒れてそれはそれで困ります。我が家のトウモロコシも播種が遅れた部分では、高温で急速に伸びたため茎が柔らかく風と雨で倒れていますし、野菜畑では食用のトウモロコシが、地面が柔らかいために倒伏。一本一本起こして、4~5本ずつまとめて柱となる竹竿を支柱にしてしばるという作業を行いました。そうしなければ狐やカラスに身をつつかれてしまいます。ほどほどというのは難しいものです。
月: 2021年8月
都会での感染拡大
東京都での感染者が、5000人を超えて拡大を続けている。北海道でも札幌市での感染者が北海道全体の7割を占める状況が続いている。中では先行してワクチン接種が進んだ65歳以上の高齢者の感染が、殆ど無いと言う事実もあるものの、緊急事態であれ、まんえん防止特別措置であれ、もう慣れてしまって緊迫感が無くなったのでは無いかと思われます。今日の発表では全道310人中札幌が230人、そのほかの道内が80人そのうち札幌近郊の石狩地方で21人と札幌からのまんえんが明らかとなっている。人が多いと接触機会も多くなるので感染機会も多いのは理解できるが、それ以外に原因は無いのかと言う気がする。都会での生活は他人の目を気にしなくとも良いという利点が、逆に注意力を弱めているように思うが違うだろうか?
オリンピック閉会
開会前から開催の是非について指摘の多かったオリンピックが閉会しました。新型コロナの感染が止まらず、医療への負担や感染の拡大への懸念、今この時期に開催する意義など様々な理由で反対する意見も多く見られたところだが、これ以上延期することができないと言うことで開催に半ば強行する形で始まりました。競技に入ると日本の選手の健闘で金メダルラッシュとなり、また全力を尽くしスポーツマンシップを発揮した戦いに感動が広がるなどで、中止論は静まったように感じました。オリンピックが単なる国際大会とは違う感動を人々の心に湧き起こすことや、全力で戦うスポーツの魅力を遺憾なく発揮したように思います。
北海道スマート農業推進方針改定
2020年3月に推進方針を策定して公表されていた「北海道スマート農業推進方針」を、先に鈴木知事が表明した「ゼロカーボン北海道」の実現に合わせて、2050年に温室効果ガス排出量の実質ゼロを追記し手、その方向性を書き込むとともに、技術革新が進むことを見越して、期待される効果(自動操舵システム)による効率的な走行による燃料削減効果と、ピンポイントに農薬を散布することで、散布量の削減を図ることなどを追加すると言う説明でした。こんごSDGEsの考え方も新たな目標にしていかなければなりません0。
久々の特急
先月中盤からは飛行機を使うことが多かったのですが、今日は久しぶりに釧路から特急に乗りました。札幌まで約4時間かかりますが、その間普段はあまり読めない本を読んだり、委員会で説明のある分厚い資料に目を通したり、その間寝ていたりという少しゆったりできるのが良くて時々利用します。JR再生を目指す特別委員会に所属し始めた頃、500万道民が、年に一度5000円余計に列車に乗ると250億円の赤字は解消できるとされていましたが、残念ながらコロナのせいで、特急に乗る地元の人も、賑わっていた外国人も消えてガラガラ状態が続いていました。駅員に伺えば乗客はかなり戻ってきているとのこと。特急にとっての今の敵は、時々急ブレーキをかけさせられたり衝突したりするエゾ鹿です。
期待の雨
殆ど雨の降らない7月から8月に入り、天気予報では今日の朝6時頃から雨と言うことでしたから、5時過ぎに霧雨が降り始めて予報通り降ると期待しましたが、結局一日中霧雨で終わり、期待した恵みの雨とはなりませんでした。根室管内のように腐食火山灰土の水を保ちやすい性質の土は、比較的干ばつにはなりにくいので、2番牧草の伸びが少し割り宇うがいは殆ど影響はありませんが、十勝やオホーツク地方などではタマネギやデントコーンに大きな被害が出始めているとも聞こえてきます。しっかりした雨がほしい!