検証議論

今日から一般質問(代表格)が始まりました。各会派(自民・民主・結志会)の質問は、先ず知事の政治姿勢を問う中で、2月に独自で発した緊急事態宣言からの経過の検証をすべきという事がありましたが、知事からは明確な答弁がなく、与党の自民党が再質問と指摘をするという結果を生みました。独自宣言の良しあしを検証することではなく、一旦経過や2次感染拡大に至った経過などの検証をすべきと思いますが、知事側はまだ収まった段階ではないので今はできないという回答で、議論はすれ違ったままでした。

イージスアショア

先日河野防衛大臣が山口県と秋田県に設置を予定していたイージスアショアの設置中止を突然発表し論議を呼んでいるが、私はこれが正解だと思います。ミサイルを捕捉し撃ち落とせる能力に疑問があることに加え、ブースターが演習場内に落ちる保証ができないことなどが理由だと伝えられているが、コロナ対策でこれほど多くの予算を必要としているときに、不確実な防衛施設予算を浮かせて国民の窮状を救う事の方が飛んでくるかどうかわからないミサイル防衛よりは緊急性で勝るものではと思うのです。防衛は武器より外交で解決する方が国民にとっては大事と思います。

女房のけが

日ごろから膝の悪い女房が、牛を追おうとして膝をひねり病院へ行ったところ軟骨が欠けているという事で、手術しなければ治らないと言われたと話しています。まだ現役で牛舎に行き、搾乳や子牛の哺乳などをしているので、びっこを引きながら仕事をしているのが哀れですが、私も定例会が始まり、そうそう手伝えないのがもどかしいことです。休会の日はできるだけ地元に帰って手伝う事にしていますが、会議のある日は前日の夕方釧路まで行って特急に乗り、会議の終わった夜特急の最終便で家に帰るという生活をしています。議会が終わったら女房は入院の予定。

補正予算先議

今回の議会でコロナ対策を出来るだけ早く実行するための、320億円の補正予算を定例会冒頭で議決するための先議議論を本会議で行いました。検査体制の増強、介護施設等の組んでもクラスター防止対策、生活困窮者支援、観光振興施策等を目的とする予算です。その用途や先議しなければならない理由などについて各会派から知事に質問がされましたが議決され、早期の経済回復と流行の防止を図ることになります。

コロナ議会

今日の前日委員会を経て、明日からは第二回定例会です。冒頭で予定されている北海道の第3次補正予算には、300億円以上の金額が計上を予定されています。その中には苦境にある観光関連産業の活性化のために北海道民に対して「道民割」という旅行商品を売ることも含まれています。これは乗り物や宿泊とリンクする体験観光などを道民に楽しんでもらいながら観光関連産業の復旧を進めていこうというもの。まず地元の良さを見直すところから始めようという事です。このほか議論の中心はコロナ関連が多くなります。やられっぱなしのコロナですが、反転攻勢に出たいものです。

異様な光景

明日からの議会のため、釧路から特急で札幌へ出ました。札幌駅に着いたところで、夜遅いにもかかわらずたくさんの人が行き交っていましたが、そのほとんどすべてがマスク姿。新しい北海道スタイルという事で、当然と言えば当然ですが、やはり異様な光景です。新型コロナがはやり始めたころ、マスクはコロナウィルスの侵入を防げないと言われ、論議を呼んでいましたが、今度は無症状で感染しているかもしれずそれを他人にうつさないためのエチケットと言われて、していない人が奇異の目で見られるようになりました。やはりこの光景は異常です。市中での空気感染はほとんどないと言われるのに、この光景は一日も早く解消したいものです。

とにかく暑い

例年この時期突然熱くなることはありますが、昨日・今日ととても暑い日が続きます。連日の30度は牛にもこたえますが、空気が乾いているため、餌を食べるところに大型ファンを回しているので、エサは普段通り食べているので、まだ牛に対する影響は出ていないのが救いです。仕事をしている人間は弱いもので、汗だくになり、顔は乾いた汗でしょっぱくなってきます。作物には絶好の気温で、毎日ジャガイモやトウモロコシがぐんぐん伸びていくのが見えるようです。

北方同盟総会

正式名称「北方領土復帰期成同盟」の総会が開かれ、出席のため札幌に行きました。この時期の総会ですから出席も少なく、席の配置もテーブル一つに一人という、ソーシヤルデスタンスを確保したものでした。内容は昨年の活動報告、収支決算、今年の活動予定、収支予算など型通りでしたが、やむを得ないこととはいえ、活動もマンネリ化しており、活気に欠ける気がしました。国民の関心のバロメーターともなる署名も100万件を切って数年になります。あきらめてはいけない、訴え続けようという強力なメッセージを発する方法はないものでしょうか?

ボキッ

子牛の出産ラッシュで、子牛を入れるハッチという10個もの柵が全て一杯になり少し日数を経過した子牛を放し飼いの哺乳ロボットに移しながらですが、今朝も一頭出産。分娩室からハッチまでは一輪車かローダーのバケットに乗せて運びます。自分では歩かないので、そこに乗せるために子牛を抱えようとした瞬間、腕が「ボキッ」と鳴って力が入らなくなって、抱えようとしていた子牛を落としてしまいました。腕は動くので骨折ではないのですが、たぶんどこかの筋が伸びたか切れたかだったのではないでしょうか。何をするにも腕が痛く不便です。

攻撃的

国会でSNSでの中傷などに対して規制する法律の制定に向かって動きが出てきました。タレントの木村花さんが自殺するなど、インターネットの匿名性を悪用した人権侵害が横行する中、被害を食い止める法制度を求める声が強まってきたことに呼応するもの。時にはその拡散性が威力を発揮することがあるものの、実名での登録が少なく、無責任にしかもほとんどが聞くに堪えないような汚い言葉で攻撃することが、拡散され人権侵害にまで行ってしまう事を重要視したものです。なぜこのように匿名の人は攻撃的になるのか、考えます。