戦々恐々

ここにきて医療関係の中でのクラスター感染が頻発しています。衛生管理には万全を期しているはずの病院や介護施設でなぜ、という気がしていましたが、その現場では防護服が足りなく、最低限のビニール前掛けさえ不足し、加えて防護眼鏡やマスクも何日も使わなければならない状態という事。医療関係者は不安でしょうがない中でも訪れる患者を診なければならずこうなるのは必然という事です。国は不足を認めながら、こうした物資を外国に頼っていたことが裏目に出たとコメントしているようですが、経済性一辺倒できた在り方が裏目に出ています。これが食料だったらと思うとぞっとします。防衛という事を改めて認識しなければなりません。

静かなる日曜日

外出自粛で家にいることが多いのですが、今日は野菜等を育てるためのビニールハウスのビニール張りをしました。風もなくスムーズに張ることができました。この中で女房が、花壇の花の苗や野菜の苗を育て6月ごろからトマトなどを食べ始めることができ胡瓜、ナス、スイカなど多様な野菜がここで作られます。いよいよそのシーズンの始まりです。コロナなどどこ吹く風というのがこの中です。

10万円

政府はこれまで、条件を満たした低所得者に30万円を給付するとしていたものを、条件が厳しく分り難いことや、給付まで時間がかかることなど批判が多かったことを受けて、一律全国民に10万円を給付する方針に変えることになりました。2月からすでに収入が亡くなった人がいることを承知しているので、一日も早くとは望んでいましたが、これによってさらに給付が遅れることになり、さてどちらが正解なのか分からなくなりました。ともかく早くです。

再び休校へ

政府から全校を対象に緊急事態宣言が出され、先行しての7府県と同様の人と会うことを8割削減するという目標を達成するためと、ここにきて北海道でも陽性確認が急速に増えていることを踏まえて、道教委では来週月曜日から再び全道のすべての学校を休校とすることにしたと連絡がありました。感染者は地域によって濃淡があり、必ずしも一律でなくともよいのではと思いましたが、ともかく全道で一日も早く新型コロナウィルス感染の収束を果たすことが最優先なのでやむを得ないことでしょう。

遂に

今日の北海道のコロナウィルス感染者発表で遂に根室管内からという発表がありました。これまで管内からは根室市の一件だけでしたが、その他からは初めて。住民の間には様々な憶測が飛び交っているようですが、これがこの伝染病より恐ろしいと思います。深刻な症状になる場合もありますが、それ以上に社会的な疎外の方が感染者にとっては恐ろしいことです。特に子供のいる人だと大人が話すことを子供が聞いていて感染者の子供をいじめることもあります。インフルエンザではこのようなことはないのに...。

春はそこまで、なのに

外出はできるだけ控えて、という事で家業にかかわっている時間が多くなりました。牛をできるだけ早く外へ出してやろうと思い、パドックにしている畑の電気牧柵点検に回りました。まだ土は凍れているのですが、ところ何処と歩くとその凍れが落ちるようになってきました。今年は積雪が遅く凍れもきつかったのでかなり凍結が深く春が遅れるとの心配がありましたが、結構春は進んでいます。なのに・・外出自粛なんて、大地の中は対象外ですが。

一体どうやって支えたら?

新型コロナ自粛による各方面での経済的苦境が増しています。来客ゼロとなった観光・宿泊関係や交通、飲食、風俗業(スナックやクラブ、バーなどを含む)関連する酒などの販売店などその影響は大きいものがあります。政府は損失補償はできないと言い、店や損失割合の大きいところには100万円から200万円を給付、そこで働いていて収入が減ったり無くなった人には原則30万円を給付したり、雇用調整助成金の条件緩和、無利子資金の拡大などの対策を打ち出していますが、即応性がなく、今部屋代やテナント料を払えずに困っている人や会社をどうやって支えたら良いのか、財政力のない北海道の議員としては戸惑いだけが大きくなります。

新型コロナ対策説明会

きょう午後一時から、国と北海道のテレビ会議を受けて、道から私たちに特に経済対策を中心に説明する集まりがありました。自民党会派が主催して、昨日の北海道と札幌市の緊急共同宣言の内容説明に続いて、国の緊急経済対策や、規制の経済支援の条件緩和などについての説明と質疑をしました。ともかくここを乗り切る支援をすること、それがこの未曽有の出来事から脱出して前へ進むきっかけになると思いました。この資料をもって再び地元の事業者や行政、経済団体などと協議をしていきます。

山菜の季節

日曜日で、どこにも出掛けず、家の中で本や、パソコンに向かい合っているのにも限度があり、牛舎に行ったり犬と散歩したりしていて、道端のフキノトウがうまそうに見え、ふとクレソンを採りに行こうと思いたち近くの小川に行きました。10日余り前にはまだ底の泥の中からとるような状態でしたが、今は結構伸びてきて鎌で水中から刈取れるまでに伸びています。やはり春ですね。やちぶきも丁度良い位に伸びて、その苦さとともに春の香りを感じさせてくれます。春は着実に進んでいます。

延期の山

明るいニュースがないので、何か明るい話題でもと思うのですが、見当たりません。あらゆる会合や、会議が中止または延期と知らせが来て、総会なども書面報告とそれに関する意見を求めるものがほとんど。その会場に予定されているところはキャンセルの山です。居酒屋やスナックなども同様、さらに丁度異動シーズンが重なって、歓送迎会や顔合わせ会なども中止。これが長く続くと事業者はどんどん追い込まれて行きます。しかし、建設業のように直接の影響を受けなくとも、一人感染者が出ると濃厚接触者が少なくとも10日間の自宅待機となって仕事ができなくなると言います。ムーン!