新エネルギー

酪農地帯では悩みの種になっている、家畜糞尿を炭素化して電力や熱の消費地に近いところで発電や、施設園芸に利活用して所得も生み出すという夢のような構想を進めようとしている方がいて、今日その説明に来られました。悩みの種になっているくらいですから、このような利活用をするには乗り越えなければならない課題がたくさんありすぎますから、今後、産・学・官で協議会を作ってその検討を進めることになりました。事業化できると良いのですが。

チャンスをつかむ

今日から第2回定例会。まずは鈴木知事が初めての施政方針演説を行いました。この中では北海道が抱える様々な課題に対してそれぞれどう対処するかについて語りましたが、特に「ピンチをチャンスに」「新たな発想で攻める道政」「地域とともに考え、行動する」の三点をコンセプトに道政全般についての方針を表明しました。中身は特に新鮮味があるものではありませんでしたが、選挙で公約していた「北海道応援団会議」については予算をつけて動き出しますが、ヤングリーダーズネットワークについては今後検討を進めていくとの表明にとどまりました。チャンスを見逃さずつかむことができるか注目です。

白いとうきび

海外の北海道フェアで人気の白いとうきびが、農業大国のタイで続々と生産されている。「ピュアホワイト北海道」などの名前で市場に出回り…。と報道されていたので、状況について農政部に調べてもらいました。種の開発者である雪印種苗が国内で販売したものを購入者がタイに送っての生産ということで、法的な面とF1品種で再生産の恐れはないことがわかりました。しかし、北海道を表示して売られていることについて、商標登録や、産地表示などの国際条約に違反しているのではと思いさらにその問題について調べてもらうことにしました。北海道産の農産物の人気が高まってのことはわかりますが、その品質も含めて北海道産の評価を落とすことにつながらないようにしなければなりません。

引っ越し

16日の党大会で政務調査会長の任期を満了したので、部屋を明け渡すために今日は朝から議会に出て、段ボール箱に詰めてあったたくさんの書類を整理しなおして引っ越しをしました。今度はまた2年ぶりに議員会室で、3人の特別委員長が集まって一番奥の皆さんが見渡せる場所になりました。これからは特別委員長として、また一議員としてしっかり仕事をしていきます。

後援会総会

今日は私の連合後援会と資金団体の政策懇話会の総会を開きました。総会は型通り、活動報告や今年の活動計画、そして予算・決算の審議ですが、特に意見もなく終了しました。その後簡単な道政報告を行い会場からのご意見もうかがいました。ご意見の中には酪農家のバイオガス発電についてもっと促進して、売電・環境・肥料の節減などで酪農家の経営に生かしていくべきでは、というご意見や、JR問題はもっと地域の総合的な交通問題としてとらえて冷静に存廃を協議すべきなどのご意見をいただきました。現状の考えを説明しましたが、さらに調査検討をしていくことにします。

役目が終わりました

自民党北海道連合会の定期大会が開かれました。会場は団体や地方で自民党政治を支えている方々で満席になりました。この方々は自民党政治に期待をしている様々な方たちの思いを受けて日々活動に取り組んでいます。この期待に正面から答えることが私たち政治に携わる者の務めと思っています。今日の大会で役員交代があり、2年間務めた政調会長が終わりました。この間様々なところでご意見やご期待をいただいた皆さんに感謝し、引き続き地道に議員という役目に取り組んでまいります。

酪農家戸数

6月11日と12日の新聞で酪農関係の記事が載っていました。一つは釧路新聞で、昨年度の根釧地域の牛乳生産量が131万トンと、前年対比0.8%の微増だったこと、この要因は規模の大きい経営が増え、その分増産されたものの、一方で大型経営が離農ということがあって微増となったと書かれています。もう一つは全国での酪農家の離農が20年間で6割にも達しているというショッキングな報道です。主産地北海道でも最近ブレーキがかかってきたものの年率2~3%程度の離農は進んでいますが、やはり府県での離農が大きく、特に小規模酪農家の多い都市部での離農や、山間部での高齢化による離農が多く、牛乳生産も年率3%程度の減少を北海道の増産で補ってきたものの、総生産は減り続け、その不足分を輸入に頼る割合が増えているというものです。食料自給についてもっと国民的関心を持つ必要があると思います。

参議院選

地元中標津での、高橋知事を支援してきた講演会を解散したことを受けて、新たに参議院候補としての高橋はるみ後援会が発足しました。町内の企業有志によるもので、かなり強力なメンバーが集まっての結成です。今回の参議院選挙では自民党として2議席を取ることを目標としていますので、知名度で劣る岩本剛人氏の当選を目指して皆さんの協力を仰がなければなりません。そのことを前提にこの後援会にもお願いの挨拶をさせていただきました。

補正予算案

今回の定例会に提案される補正予算の概要について執行部側から説明がありました。総額2500億円を超えるものとなりました。中では、国の社会資本整備3か年計画に沿った公共事業が道・国全体で17%と大きく伸びたのが目立ちます。このほか鈴木知事の公約である「北海道応援会議」に2500万円、JR北海道利用促進費に2億円人材確保などに3400万円など、総額2130億円となるということでした。政策予算とはいえ、義務的経費の割合も高く知事独自色は出しにくいものでしたが、何とか「稼げる道政」に向けて集中投資ができるようにしたいものです。

便利な世の中

昨日は要請を受けましたが、今日は地元自民党中標津支部の総会に向けて役員会を開くために一便で中標津に戻り、午前中若干の用足しをした後午後一時半からの役員会に臨みました。第7選挙区支部をめぐる国会議員の動きや、参議院選挙の情勢、党員獲得についてなど現状での重要事項について説明したうえで一致して協力してもらうようお願いしました。それにしても札幌から日帰りができるとは便利な世の中です。空港が近くにあればこそです。