今年の乳牛北海道一を決める、北海道ナショナルホルスタインショーが開催され早朝から出かけて会場に立ち寄り、地元からの出品者を激励し、午前中に地元に帰りました。一部は国産の種雄牛に限定した産子の部ですが、この様な高レベルの共進会に進出してくる牛の父親は殆ど輸入精液となっていて、国内の搾乳牛の種雄牛は 殆どが国内生産なのとは違いがあります。このことを憂慮しての一部創設となっています。それ以後の部についてはそうした制限もなく、乳牛改良に熱心な各地区の酪農家が出品してきているだけ有って、頭数も多くレベルも高いところでそろっているため、審査には苦労して居ました。乳牛は、こうした酪農家の努力と受精所事業者や、国の改良機関などの努力で能力が高い素晴らしい乳房の乳牛が一般の酪農家でも活躍するようになっています。