農業政策

 TPPへの不安感が、農業生産、特に日々出荷をしている酪農に出ているように思います。
 昨年久し振りに牛乳生産が約2%マイナスとなりました。
 伸び続けてきた北海道酪農にとって、この数字は大きなものです。
 原因として考えられるのは、一昨年秋の残暑や、昨年の牧草栄養成分の低さ、輸入飼料高騰による給与控えなどですが、それを上回る理由は、投資の停滞です。
 この理由もいくつか挙げられますが、第一にTPPによる将来不安。
 第二に、耐震基準見直しなどで指導の強まっている建築基準への指導強化による建築コストの上昇、
 第三に労力的に限界に来ている個人経営の拡大意欲の欠乏、などが考えられます。
 これまでも多くの離農がありましたが、周辺が土地を分け合って買い取り見合うから規模拡大を行ってきたり、新規入植が入ったりして生産を維持増強してきたものが、もう限界と言うことです。
 今後の農政の中で打開策を見つけなければならないと思っています。

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