外来種

今年の春、生物多様性条例の関係で、ニジマスを外来種に指定するかどうかをめぐって、釣り愛好団体からの要請がありました。
ニジマスは95年ほど前に支笏湖に放流されてから、全道的に養殖等で拡がり、今では、殆どの河川に生息しているといわれています。
ニジマスは他の魚を食べる生活力の強い魚で、増えた河川ではオショロコマやイトウなどに影響を与えている可能性があり、やまべの減少も見られるところです。
北海道ブルーリストで、防除対象を検討するとした「カテゴリーA2」に分類され、今後調査検討の上外来種として駆除するかどうかを決めていくとしていますが、様々な方策も合わせて検討する必要がありそうです。


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