子どものいないこどもの日

端午の節句がこどもの日となって、国民の祝日になっています。子どもの健やかな成長を願う習慣に基づいて陰・陽の陽の月・日(奇数日)のうち、初夏・全てが成長し盛りを迎える5月5日を次代を担うこどもの日とした(のではないか?)。勿論この他のように月日となところがその主役となる子どもの数が年々減っているという事実です。昨年はついに80万人を割り込もところまで行ってしまいました。国も盛んに少子化対策を言い、「こども庁」まで作りましたが、多分殆ど効果はないでしょう。結婚や子どもが出来ない話などをしようものなら、即「セクハラ」と言われる世の中。子どもも「つくるもの」であって、「授かるもの」という昔の受け止め方とは全く違っています。世の中は豊になるとともにこの様な傾向にあるのは間違いないのですが、家族主義から個人主義へと変わったこともこの一因ではないでしょうか?


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