吉田ふるさと村

道外調査2日目は島根県に移動し、雲南市吉田村の「吉田ふるさと村」を訪問しました。山口市から防府市を経て山陽自動車道から広島県で中国自動車道に入り、その後三次市から鳥取県に向かい雲南市で県道を引き返す形で吉田村川手にある青嵐荘という宿泊施設を訪問し、事業内容についてレクチャーを受けました。ここは第3セクターではあるが、市と企業のほかに村民からの一口5万円の出資が2750万円有るのが特徴で、進む過疎に危機感を持った住民が、雇用の場と特産物販売を目指して設立した会社だと言うことです。青嵐荘は国民宿舎でその指定管理者を引き受けています。そこから約7キロ離れた本社工場に行き、そこでの製品のパックや出荷の状況を聞きました。今は正月に向けた様々なお餅の製造と出荷の最盛期で段ボールがうずたかく積まれていました。農家との契約栽培や、有機栽培農産物にこだわりながらの醤油製造、何より、日本で初めて卵かけご飯専用の醤油を生み出したことが特筆されます。全国各地で地域おこしの知恵を絞っていることが認識された道外調査でした。


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