あれから4年

今朝議会に行くと、国旗掲揚塔の旗が半旗になって居て、今日があの胆振西部地震の日だったことを思い出しました。朝3時過ぎ、札幌のマンションで寝ていた私は突然の激しい揺れで、ベッドから転げ落ちそうになりながら揺れの収まるのを待っていた記憶があります。その後停電になり、明るくなるのを待って議会までリュックを背負って歩いて行きました。途中のコンビニには飲み物などを求める人が長蛇の列を作っていましたが、停電でレジが動かず効率の悪い手計算で売っていることのせいでもあったようです。道議会は道庁の緊急用発電機が稼働していて電気と水は確保できていましたが、私のマンションはどちらも駄目でした。当時政調会長を務めていたこともあって、道の対策本部に激励に行きましたが、既に道職員はもとより、道警、自衛隊などが参集しており、情報の収集に務めていました。テレビに映された広範囲な土砂崩れの惨状には、この世のもとは思えない恐怖心を持ったものです。人命と構造物などに大きな被害をもたらし、防災について学ぶことの多い地震でした。


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