5000tの衝撃

先日のマスコミのニュースで、「年末年始の家庭用牛乳消費が落ちることや、学校給食が休みになることで、処理しきれなくなる牛乳が大量に発生し、その量が最大5000トンにもなり、大量に廃棄される恐れ」と報道され、酪農地帯だけでなく、北海道に大きな衝撃を与えている。5000トンと言えば、乳牛600頭で一年間に生産するに量に等しいもので、私のところの生産量の7年分に相当します。その量が、廃棄することになると、その損失や、環境に与える影響などが、多大になり何としても避けなければならない。今生産現場では、農協などの指示により、生産性の悪い牛や、繁殖で苦労している牛を処分するなどして、何とか生産を抑えようと努力しているが、蛇口をひねるようにはいかない。


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