連携中枢都市圏構想

またまた○○構想の好きな政府から「連携中枢都市圏構想」なるものが出てきた。これは、相当の規模と中核性を備える圏域の中枢都市が、近隣市町村と地方自治法第252条の2に基づく「連携協約」を締結し、①経済成長の牽引 ②高次の都市機能の集積・強化 ③生活関連機能サービスの向上、に資する施策を連携して行うことにより、人口減少・少子高齢社会においても一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済の拠点を形成する国の施策 と説明された。似たようなものに、定住自立圏構想があり、それがどのようなものでどうなるのかよく解らないでいる中にまた新しい構想ですか?と問いたい。中枢都市となる条件はあるが、日頃からその都市がその意識を持って周辺に配慮しているなら、特にこの様な構想が無くとも地域はその都市を中心にまとまっていくものだと思うのです。十勝はその良い例かも知れません。今回の対象は旭川市と、周辺の鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、東川町、美瑛町となっており、当然のごとく医療・商業などは旭川市がになっており、旭川市が如何に周辺の産業振興に気を配るかがこの構想成功の鍵になると思う。市長が交代した事に期待したい。


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