運転手が足りない

今、NHK北海道特集で、運送会社の運転手が不足し物流に支障が出ていることの報道がありました。
昨年の春から問題が浮上していて、議会でも取り上げましたが、安全を盾に国の法律で規制されているため殆ど解決策が見いだせないままでした。
北海道は物流面で昔から不利な状態に置かれています。
それは、ものの価格は大消費地である東京を基準に定められ、途中の運賃負担は常に地方が担うことにされていることにあります。
最近は余り聞かなくなりましたが、買うものは「北海道価格」売るものは「産地価格」といわれてきました。
これまで安い土地価格を利用し給与等も安く設定しながら生きて来ましたが、激しい競争社会となって来た今では、そんなところに済む若者が、様々な面で有利にある消費地に近いところへ集まって行くのも無理からぬものがあります。
地方創生の視点の中にこうした事も取り入れることでなければ、一極集中は止まらないのではないでしょうか。


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