国会議論

今日から参議院で安全保障法案についての集中審議が始まりました。
先の衆議院での質疑では、法案の趣旨を十分理解させられなかったとの反省のもと、与党からその必要性や、中身の理解を広める為の質問時間を多くとるという方針に変更したようです。
衆議院では、先ずレッテル貼り(戦争法案)をされ、審議を深めたにもかかわらず国民の反対運動が大きくなって来たことがありました。
今の憲法解釈のぎりぎりの範囲で新3原則を打ち出し、その範囲での活動に限定して国際協力を行おうという趣旨の法案であるにもかかわらず、限りなく拡大解釈をして、直ぐにも戦争に巻き込まれる危険性を強調した質問がその反対運動の裏付けとなっています。
今日の国会議論で、野党側からの質問も、初めから廃案・反対ありきの質問で、これではどんなにていねいに説明、答弁しても理解を得て議決とはなりようがないと思いました。


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