1日遅れの記載となりましたが、10日には、もう一つ地域にとってとても嬉しい、雪印乳業中標津チーズ工場の建設を開始する地鎮祭が開かれました。牛乳の消費が減少をして、需給バランスが崩れていますが、消費の増えているチーズ生産を拡大しようと、春には明治乳業が十勝管内芽室町に建設を決めたのに続いて、6月に、雪印乳業が中標津工場の新築と大樹工場の増設を、森永乳業が別海工場の増設を発表、今日の地鎮祭となったものです。中標津町の酪農は、約80年前に根室から数頭の乳牛が武佐の入植地に導入されたのが始まりで、その後、雪印の前身である北海道製酪組合の設立に参加し、その当時に中心的役割を果たした、児玉由一氏は、後に雪印乳業の社長も務めたりと、北海道の酪農や、雪印乳業の原点とも言える役割を果たしてきました。そして今、北海道酪農の一大生産地としての地位を確立してきました。この工場建設は、今後更にこの地域の酪農を確固たるものにしていくために大きな役割を果たしてくれるものと期待しています。