厳しい意見が出ました。

今日も、昨日に続いて道州制委員会の、市町村長さん達との意見交換で、後志支庁に行きました。意見交換会は午後からだったので、午前中に、共和町のメロン集出荷選果施設を見学しました。共和町は、「らいでん」スイカ・メロンをブランドにして、全国に売り出している、北海道でも有数の産地です。今日も生産者がトラックで持ち込んだメロンが、次々と選果ラインに載って箱詰めされていました。こだわりと、共同の力が大きな産地を作るものだと思ってみていました。
午後からの意見交換では、市町村合併についても、道州制についても厳しい意見が出ました。特に市町村合併は、昨年春まで法定協議会で激しい議論をして、出来なかったことを、今すぐまた同じことをせよというのでは、住民はとまどうばかりだというのが、その主なものでした。各町村に、合併に対する温度差があるというのも感じられました。「道州制、支庁再編、市町村合併を三位一体の改革として、国が交付税をはじめとして地方への歳出削減の手段に使っているに過ぎない」、との見方も発言され、それはそれで私たちも感じていることではありますが、その流れをとどめられる財政状況ではないとも感じているので、それぞれの地域が、どう力を結集して住民自身が生きて行ける環境を作るかの視点を進めていかなければならないと思いました。
選果場で並べられて進むメロン 後志の町村長さん達


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