要望会

毎年恒例になっている、根室釧路圏(シマフクロウ圏)発展機構の会合が釧路で開かれました。釧路根室圏の経済団体から、地域の要望が出され、それに各選出道議が応えるという形式で行われるものですが、国の関与する内容のものも多く、これには、一体となって国に働きかけると応えることになります。「毎年同じ要望になりますが」といって始まるのが、歯がゆく、また申し訳ない気持ちになります。どんな事業でもそんなに簡単に実現はしないと思いながらも、何とか一年でも、一歩でも早く実現して欲しいという気持ちが痛い程解ります。道路整備・港湾整備・水産業の振興・農業の振興・北方領土関係・そして新規要望として、安全操業についてと、自治体病院への支援についてが加えられました。道路整備は少ないながら進められていますが、今のペースだと、いつ完成するか解らない程で、道路が完成した頃には、その先の集落が無くなっていることさえ考えられます。都会並みの生活環境というからには、移動時間の短縮が出来なければ、不可能です。格差是正をいうのなら、こんな所からして欲しいものです。医療は言わずもがなです。
終了後真っ直ぐ根室に向かい、道議会北方領土特別委員会の現地調査に同席して、各自治体や団体の代表と特別委員のやりとりを聞いていました。こちらも歯がゆいばかりです。




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