結果的に

 国際貢献を問われている新テロ特措法の審議を前に、防衛省の守屋前事務次官の疑惑が次々と明らかにされ、委員会審議どころではない様相になってきました。
 「政治」を「政局」に持ち込もうという小沢党首の攻勢にえぐり出されたものかも知れませんが、身から出たサビというものでしょう。
 
この前事務次官は、当時の小池防衛大臣と、人事で対立し、喧嘩両成敗的に退任した方です。小池大臣はこの次官を退任させ、代わりに警察庁出身の西川氏をあてようとして、守屋氏と対立し、結局守屋氏の推す大臣官房長の増田氏に決めた上、小池・守屋両氏が退任したものです。増田氏を強く推して抵抗したのは、長年続いてきた、防衛庁内部からの次官就任に対し、外部の警察庁出身の西川氏に拒否反応があったものでしょうが、今日このようなことが明らかになってみると、小池大臣の「守屋氏を更迭すること」「次の次官は外部からの人材を当てる」という判断は「業者との癒着をさせない」、「省内のマンネリ構造を防ぐ」などの意味から正しかったと言えるのではないかと思います。
 時の判断の重みを実感する例ではないでしょうか。

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