農林部会現地調査

自民党本部の、酪農畜産に関する現地調査が、27日と28日の両日十勝支庁と釧路支庁で行われました。今日行われた釧路支庁での調査には、私達自民党道連の政調会メンバーと、根釧選出の道議会議員も初めて参加させて頂きました。午前中は、阿寒町の仁成ファームを視察。この農場は共同農場から発展し会社組織にして規模拡大をしている釧路市に近い農場で、視察した第2農場は現在300頭の搾乳を60頭搾れるロータリーパーラーを使って3回搾乳をしていますが、稼働して1年という事で、まだフル稼働には至らず、また一昨年の生産調整もあって昨年は苦しい経営を強いられたとのことでした。午後からの意見交換でも、今回の(平成の危機)が、昭和48〜9年の昭和の危機と違うのは、何度もの危機の中でこうして、規模拡大や、不断の努力で生き残った農家が危機に陥っていることで、ここを守らなければ食料生産が崩壊するとの認識でいなければならないことです。今後農家や、役員の意見を聞きながら国や、道の出来る支援を求めていくことになります。
ロータリーパーラーを視察 近藤農林部会長と話す(後方は平岩牛乳乳製品課長)


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