全道農業危機突破大会

ここのところ、石油を始め飼料用穀物や生産資材などが、値上がりを続けており、一方で、農業者が生産する農産物価格は、輸入品や市場取引の価格制度上そのコスト高を反映せず経営が非常に厳しくなっています。
このままでは国民の食糧供給にも責任が持てないと、今日その対策や、価格反映を求めて札幌市中島公園で、全道から5000人の農民が集まって危機突破大会を開きました。
このような危機は、昭和48年から49年にかけての第一次石油ショック以来といわれています。当時はまだこれから経済成長するという段階だったこともあって、物価や給与を上げて対処できましたが、今回は伸びきった経済の中でコスト削減を強く求められているので、それも出来ず、一層問題を深刻にしています。
規模が大きかったこともあって、道内選出の国会議員が殆ど顔を揃え、お互いにパフォーマンス合戦をしていました。北海道からも明確な支援対策を提案できるよう協議を進めなければならないと思っています。
デモ行進はなんと言っても5000人ですからそれはそれは規模の大きな長い列になりました。
サミットの時北方領土返還要求デモがこのような規模で出来たらどんなにかインパクトを与えられたかと残念に思います。


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