自衛隊の体制維持

午後から、北海道に配備されている自衛隊の体制維持を求める緊急大会が開かれました。
千歳市の山口市長が代表として、今年見直されることになっている「防衛計画の大綱」で、北海道の陸上自衛隊の削減をしないよう求めたものです。
国は、北の脅威が旧ソ連の崩壊で小さくなったとの見方から、西にその主力を振り向けて、対中国や、北朝鮮の脅威に対抗しようとしているものです。
勿論、今の時代は、陸上自衛隊よりも、航空自衛隊や、海上自衛隊のほうがより外敵から守るのに有効だとの認識も広がっていて、陸上自衛隊そのものの縮小論も出ているものです。
基地の町は一斉に危機感を持ってこの大会に参加しているようです。町の振興のために自衛隊が存在しているわけではないのですが、消費経済や、人口に対する交付税削減など、地域に与える影響も多いと見られ、一層反対機運が大きくなってきています。今日は、参加者みんなが配布されたはちまきと、たすきを掛けてその意志を表していました。


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