解散総選挙

先に決めた予定通り今日午後国会が解散され8月30日の総選挙が決まりました。
今回の争点は「政権交代」と民主党は言いますが、政権交代が争点等という寂しい選挙は、本当にむなしいとマスコミは思わないのでしょうか。
国民に本当に伝えなければならないのは、これからの日本がどの方向に向かうべきなのか、小泉改革はなぜ行われなければならなかったのか。その結果発生した格差はどう平準化を図るか。
国や地方自治体の膨大な借金の中で、膨らむばかりの医療費や、介護などの福祉費用などを誰がどのように負担し、将来の不安を解消するかなどを、各政党の政策から検証する作業をしっかりやらなければならないと思うのですが、政権党の失策ばかり大きく取り上げ、あたかも政権交代が全てを解決するかのような誤解を与えていることに気付いて反省すべきだと思います。
大衆にとって美味しい公約ばかりばらまいて、財源論は無駄の排除でと言う無責任さは、美濃部都政のあとの東京都、横道道政のあとの北海道の財政状況を見れば解ることなのです。
有権者は、マスコミに踊らされずに何が本当かをしっかり見て欲しいと思いますし、そのための丁寧な説明を私達はしなければならないと思っています。


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