癌検診体験記

ちょうど一週間前、仲間たちと焼鳥屋でいっぱいやって帰った翌日から、何となく食道の中程でごりごりと食べ物が通っていくのを感じるような気がして、少しでも早くと今日癌検診を受けに行きました。
9時からの最初は耳鼻咽喉科で、鼻からの内視鏡を入れての検査。
「声帯の近くに腫れがありますね」と言われ、もっと奥で食べ物が通る感触なら消化器内科に行きなさいとそちらへ回してくれ、そこで診察を受けた結果、
「口からの内視鏡で見てみましょう。内視鏡検査は受けたことがありますか?」「ありません」そんなやり取りをしながら、検査室で待つこと約1時間半、喉の奥の麻酔薬を含んでベッドに横になっていよいよ恐怖の内視鏡挿入。
何度か「おえっ!」をやりながらも、無事十二指腸までの検査を終え、「食道に小さなポリープがあるのでサンプルをとりましょう」とのこと。
よだれをだらだら垂らしながらドキッとし、つまんで取って行かれるチクッとした感触に「いてて!」
ようやく終わっての説明で、「まず大丈夫でしょうポリープも軟らかい小さなもので、表面に出来た癌のようなものではないのですが、念のために生体検査をしてみることにしました。」
更に念のためCTも取っておきましょう。と言うことで、今度はCT検査室に移動。
造影剤の注入でかーっと熱くなった中で、「ハイ息を大きく吸って、そのまま止めて」
「長いよ、気分が悪くなりそうだよ・・・」
そして再び消化器内科でその結果を聞くために長い待ち時間を過ごし、「特に悪いところはありませんが、肺の隔壁のところに少し大きなリンパが見えるのでレントゲンも撮ってみましょう。撮ったら呼吸器科の部屋の前で待っていて下さい。」
で、レントゲン室へ。
ぜーんぶ終わったのが5時でした。
朝から何も食べずに検査の1日でした。
結果は特に異常はありませんとのこと。
これで安心して酒が飲めるぞ!
そうか俺は酒に弱いのだったけ。


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