自民党農林部会調査

 22年度の酪農畜産対策決定に向けて、自民党農林部会のメンバーが釧路管内を訪れ私と小畑道議も参加しました。
 一行は部会長の宮腰光寛氏、畜産・酪農対策小委員長の江藤拓氏、政務調査会副会長の山本拓氏、地元の伊東良孝氏の4名で、今後委員会等で政府に対して現場の実情を踏まえた提案をしていくために鳥取、鹿児島、宮城に次いで現場訪問をしたものです。
100217_1007~01.jpg 100217_1021~01.jpg

阿寒のTMRセンターとそこから餌の供給を受けている中村牧場を訪問し、そこで現場の話を聞いたあと鶴居村に行き、釧路・根室管内の農協組合長さん達から今年重点にして欲しい意見を聞きました。

景気低迷などの影響で牛乳の需給ギャップが起きていて、飲用乳から加工向けに廻る量が増え、バターや脱脂粉乳などの製品在庫が大きくなっているため、消費の伸びが期待されるチーズや液状乳製品にシフトしようとしていますが、こちらは買い取られる原料価格が安く生産者の受け取るプール乳価が下がることが懸念されます。
このことを防止するため一定の消費促進対策が必要などの意見が出ました。
約2時間広範な意見のやり取りがあり有意義な現地訪問だったと思います。政府が聞く耳を持ってくれることを望みます。

コメントを残す