緊急集会

農業生産基盤整備の促進を求める緊急集会が開かれました。
北海道農業は、劣悪な土地条件を克服するため、絶え間ない暗渠排水や客土、区画整理といった土地改良事業を重ねた結果、自給率200%を超えて日本の食料生産基地となり、またそうした条件の下でも日本一美味しいと言われる米を生産できるようになったものです。
今後もその努力は続けなければならず、そのことが日本の食料自給率50%達成に欠かせないものです。
しかし昨年発足した民主党政権は、農業予算の60%をこの土地基盤整備などが占め、農民の所得向上になっていないとしてその予算を戸別所得補償の財源に回すため、一気に40%もカットするという暴挙にでました。
いくら所得補償をしようとも、生産基盤が整備されず、効率の悪い農業生産を保護するなら、限りなく税金を投入して支え続けなければならず、将来到底納税者の理解を得ることは出来ないと思います。
今日の集会には全道から600人が集まり政府に生産基盤整備予算の確保を緊急決議しました。
この決議をもって5月14日には政府に要望に行くことにしています。


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