口蹄疫と危機管理

昨日の中央要請の際、口蹄疫の蔓延防止に関する要請もしましたが、今回の宮崎県での口蹄疫の爆発的な拡大は、こうした強力な伝染病に対する危機管理の不足を感じざるを得ません。
昨年の「新型インフルエンザ」の世界的な流行や、「鳥インフルエンザ」や「サーズ」など人間にも感染する伝染病には国を挙げて、というよりは国民の危機意識に押されて空港などの水際で防止するという対策が次々と打たれましたが、今回は人間には移らないと言うことで、そのような対策が遅れています。
道内の空港でも国際線ではすべてその対策が施されていますが、国内線では地元の要望で設置されている中標津空港以外はまだ対策されていないことがわかりました。
直ちに踏み込み槽等を設置するよう農政部長に話しましたが、最悪の場合を想定しなければならないほどこの伝染病は恐ろしいものだと言うことを認識しなければなりません。
宮崎県での大流行は、一番最初の患畜に対する対応が遅れた結果ではないかと思いますが、他山の石としないで、私たちも各農場を含めて万全を期したいと思います。


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