酪農家の決算

新年も20日が過ぎて、各農協では昨年の結末で大きく赤字が残った農家の営農協議を進めています。
農協の営農担当や、営農担当役員にとって頭の痛い時期でもあります。
昨年は、一昨年の冷湿害の中で、良い飼料が確保出来なかったことや、7月以降の猛暑、購入飼料が高止まりしている中での乳価引き下げなど、マイナス要因が多く、どの酪農家も大変苦労した年でした。
一昨年は逆に乳価引き上げが大きな要素となって多くの酪農家は税金の支払いが大きくなったほどの年で、その3期分は4月支払い、予定納税額も前年の3分の2など、家計費を大きくする要因にもなっていてそのせいもあるのではないかと思われます。
2月に予定されている加工原料乳補給金の決定には、これらの要素を取り入れこれ以上離脱農家を増やさないようにしなければならないと思っています。


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