エゾシカ有効活用に向かって

北海道にとって大きな問題の一つが、エゾシカです。
かつては絶滅が危惧された時期もあったといいますが、今では増えすぎて被害が目立つ存在となっています。
農地を鹿の害から守るフェンスの設置や、各町が行う駆除などに毎年多額の補助が出されていますが、大きな効果はみられていません。
フェンスで閉め出された鹿は、これまでの生息地から、全道に拡がっています。
この鹿を食用にして、駆除と活用を両立しようとして、食肉処理場や、一時養鹿場を経営する方が出来てきましたが、日本人には鹿肉を食べる風習が無く、消費が進まないのが実態です。
様々な販路ががあるということですが、実際はどのようになっているか、昨日日高の2社を藤沢道議と共に訪問してお話を伺ってきました。
加工に力を入れて地場消費に活路を見いだそうとしている事業者、ペットの餌と人間の食べる肉を仕分けしながら、販路の拡大を図ろうとしている事業者が居ましたが、どちらもこれまで様々なことを試みながら今後の継続に四苦八苦している様子が伺えました。




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