担い手

午前、道東あさひ農協青年部総会に出席。
これからの地域農業で、一番の課題となる担い手と、東アジアでの経済発展に伴う穀物需給の逼迫にどう備えるか、について述べさせていただきました。
「団塊の世代という、ひとかたまりの戦後数年間に生まれた私達の年代が引退の時期を迎えています。後継者のいるところでは、経営の引き継ぎが出来ますが、いないところもかなりあり、その跡を誰がどの様に引き継いでいくか、様々な考え方と方策を講じていかなければなりません。また、東アジアの経済発展は、食糧需要をも強めていくことが予想されています。今私達の酪農や畜産が家畜に与えている穀物が高くなり、採算が合わなくなることにもなる事から、土地資源を生かし、自給飼料による牛乳生産という本来のあり方に戻る事が急がれます。」と言うような挨拶をしました。
午後からは、「北方領土復帰期成同盟根室支部」の総会に出席。
ここでも高齢化してきている運動の担い手をどう育成していくかが課題となっています。
昨年私が提案した大学生への働きかけと運動への参加については、少しずつですが前進しています。
今後も様々な担い手の確保と育成に力を尽くさなければならないとあらためて思います。


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