道内調査2日目(利尻・礼文)

女満別空港から、丘珠へ行き石狩の北海道漁連の製品加工工場を見学した後、再びHACに乗り利尻島へ行きました。
夕方からの懇談では、離島故のハンディ(輸送費や小規模故の物価高)などを離島振興法や、離島漁業再生交付金などで支援されているが、将来への希望が得られなく、若い人達が島に残らないという悩みもあります。
また、価格の安い魚は、稚内港に荷揚げすれば売れるものでも、利尻・礼文の港に荷揚げしたのでは、その後の運賃の下敷きになるため、キロ300円以上のものでなければ採算が合わず、加工しようにも女工さんがいないと言った、深刻な悩みを聞くことも出来ました。
結局豊富な資源がありながら、ウニ、なまこ、アワビ、利尻昆布といった高価格を取れる水産物に偏らざるを得ないのが現状でした。
更に、最近トド・アザラシの被害が激しくなり、駆除と共に漁具被害への補償なども欲しいとの要望を戴きました。
今後様々な面を考慮しながらの離島対策を立てなければならないことを実感できた調査でした。
移動はHACで 石狩にある道漁連の加工場
地元行政・漁業団体等との懇談会



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