政府自民党は、相次ぐ総選挙の違憲判決を受けて、急いで先に成立していたゼロ増五減に、区割りの変更などを入れた案をまとめました。
民主党は選挙区で30議席、比例で50議席を減じて、一票の格差是正を図る案を提案しています。
ラジオなどでもこれを取り上げて、地方からどんどん議員が減って、人口の集中する都市部の選出議員ばかりになってしまうとの懸念があることについて、
「どこから選出されようとも、国会議員は国全体のこと、北海道議会議員は北海道全体のことを考えて政治を行うのが当然なのだから、都市部の議員でもどんどん地方に行って対話をするなどする事で問題はない」と言った主旨のことを言っていました。
然し議員はどれだけ選挙民とふれあったか、顔を見せたか、身近かなど有権者が親近感を持つ候補に投票する事で選ばれる限り、絶対に選挙区外に頻繁に行くことにはならないと言う事をご存じで言っているのでしょうか。
全国区や、全道区で選ぶのなら兎も角いくら北海道全体のことを考えると言っても、現場を知らないものが地方のための政治が出来るでしょうか。
そんな杓子定規な憲法判断だけで政治を行えば、昨日の報道のような人口の地域偏在や格差社会の増幅にしかならないと思うが如何でしょうか?
選挙制度と0増5減
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