幸せな季節

今年は寒い春が続いて草の伸びが悪く、遅れていた乳牛の放牧がようやく始まりました。
私の牧場ではフリーストールで飼っているので放牧はしませんが、牛にとっては待ちに待った幸せの時です。新鮮な柔らかい牧草を腹一杯食べて、数日の中に1頭あたり5キロほども乳量が増えてきます。
貯蔵した餌で同じくらいの乳量を出そうとすると、相当沢山の飼料を食わせなければなりません。
それでも放牧できないのは、土地条件や、安定した乳量の確保の為という人間の勝手なのです。


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