農業団体などが主催する「TPP交渉参加に抗議しTPPから北海道を守り抜く総決起大会」が開かれました。
小雨の降る中島公園に全道から約7000人が集まっての大会でした。
私達道議会議員は、申し訳ないことでしたが、来賓でテントの中での参加でした。
壇上に上がった国会議員の各党代表からの激励の言葉に、一抹のむなしさを感じながら聞いていました。
反対することは簡単ですが、それは政治的なパフォーマンスとしか聞こえてこないからです。
それは私達にも言えることです。
今の段階では、何も正確な情報もなく、今後どうなるかという点では集まった農家の人達同様不安感を持っています。
然し、政治の立場にあるものとしては、本当に強い、自立した農業、ひいては食糧生産を守る為には、日本国内の農業をどういう風にしていくか、その為にどの様な農政を具体的にしていくかをもっと真剣に論じるべきではないかと思うのです。
一部の関税を守ったとして、その代償として求められるものや、仮にそれが受け入れられなくて脱退したときにどの様な不利益を被るのか、そうした総合的な判断と施策を伴わなくては国政は担えないことは、民主党政権が如実に示したと思っています。
パフォーマンスでは政治は出来ないのです。
TPP反対集会
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