酪畜現地調査

今年も来年度の酪農畜産政策を決める時期となり、自民党と農水省の調査団が根室・釧路管内の調査と関係者の懇談のため訪れました。最初に標茶町の新規就農農家と周辺の土地を引き取って規模拡大を目指す法人の2軒を訪問しました。前者は新規就農8年目、前の経営者から居抜き(土地と施設、牛を一括して譲り受ける)で経営継承したが、牛舎が古いままで手間もかかると言うことで、牛舎を新築しようとしており、後者は周辺の離農で土地が集まってきているので、今の倍の規模に拡大したいとの意欲を持っている酪農家です。クラスター事業の利用をするしないに拘わらず、建築コストの高騰が大きな障害となっている事が訴えられていました。建築基準法と、補助事業と言うだけでそのレベルと費用が高くなると言う二つの壁を破らなければ今後の投資は困難になるので、その二つの壁を突破するための方策を探さなければなりません。自民党酪農畜産対策委員会の梁委員長他のメンバーが真剣に聞き取りを行っていました。何とか実現にこぎ着けたいものです。


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