ガバメントハンター

今年はヒグマが問題になってその対策が急がれているが、今日政府が発表した「クマ対策パッケージ」で、警察や自衛隊の退職者の活用や、ガバメントハンターの設置などが盛り込まれました。何れも先の定例会予算委員会で私も重ねて提案したことです。ただ、北海道猟友会の副会長さんが言うように、ライフル銃を持ったとしても、いつでも直ぐ打てるものではなく、例えばエゾシカや、鴨猟などで実際に動くものを打つ経験を積んでいないと、いきなりクマを仕留めることにはならないものです。それでも尚難しいのは、打ち損ねて手負いにした時には他の動物と違って、より凶暴化すると言うことです。未だ何人でも経験のあるハンターがいる中にそうした技術を教えてもらっていくことも重要なことです。私が提案したのは、今後10年くらいの計画で、現役の自衛隊員に銃所有の免許を取ってもらい、退職時にはライフルの免許がある状態で防災担当兼務でガバメントハンターとして自治体が雇うと言うもので、時間がかかりますが、今から取り組まなければそれだけ問題を先送りにするだけです。一歩前進です。


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