北海道議会第31期は4月29日で任期満了となり、今日から新しい32期がスタートしました。勿論現職にとっては継続の始まりなのですが、やはり新しい期に入ると言うことは気持ちが一新されて、初心に返ってと言う気持ちになるものです。もう20年も議員を続けているとなんとなくマンネリになって居る事も感じていました。今回は一回引退を表明した後、地域の要請を受けて6度目の選挙に臨んだこともあって5期で一旦終了して、また新しい出発をしたというように考えることとし、地域でも議会でも後に続く人たちを育てる事を意識しながら活動に当たりたいと思っています。私はもとより政治には素人でこれから4年どうかよろしくお願い致します。これから4年どうかよろしくお願い致します。
月: 2023年4月
寝てるのもゆるくない
とにかく体力を消耗せずに早くコロナに別れを告げるために、ひたすら寝ています。それは良いのですが、長く寝ているとあちこちが痛くなったり、退屈したりするので時々今に顔を出したりすると、女房にとがめられたり、見舞い(?)に来た娘親子に非難の目で見られたりして、またすごすごと隔離部屋に引き上げることを繰り返しています。女房は家族に移らないようにと、私が触ったようなところはアルコールで拭いて歩きます。娘はかつてこどもがかかったときのことを教えたり、検査キットやマスクなどをを持ってきたり、看護師(=助産師)として、気の付くところをしてくれます。これで本当の病気になったら私はどうしているだろうと思います。因みに、熱は36度台と35度台を行ったり来たりしています、平熱は35度8分位なので、もう少しです。
選対本部解散式
今日は私の都合と本部長を務めていただいた北村農協政治連盟会長、原井連合後援会長、三宅幹事長などの都合を合わせて選対本部の解散式でした。私はこの大事な日にコロナ感染と言うことで、濃厚接触者になる女房共々欠席の止むなしでした。後で数人からお見舞いと会の雰囲気を知らせてくれるラインが入っており、最初に挨拶に立った本部長が、「今後とも健康に気をつけて」と言おうとしたが、言うことを失って苦笑いとなったと伝えてきました。それでも終始和やかな雰囲気で終わったと聞いたときには、この様な温かい人たちに支えて頂いているからこそ頑張れるという気持ちになりました。コロナの自粛期間が終わったらまた活動を再開します。
陽性反応
昨日夕方から喉が非常に痛くなり、アレ?風邪を引いたかなと思っていましたが、今日自宅に帰って、以前使っていた簡易検査キットで調べたところ、線は一本で、ああ単なる風邪だったかと思いましたが、女房が「薬屋に行ってちゃんとした医療用の検査キットを使わなければ駄目」というので、渋々買いに行って鼻の奥をぐりぐりしてくしゃみを何度も繰り返し、液に入れて15分という結果を待ちました。その結果、ナナント薄いもののもう一本の線があるではありませんか。説明書には薄くとも陽性ですと書いてあり、かかってしまったことを知りました。くしゃみをしたときには女房が側にいたし、その前には事務所にも立ち寄って政務活動費の書類を預けたりしたものですから、事務所スタッフや女房に移っていないことを祈るばかりです。ちなみに症状は軽く看護師の娘に言わせると「ワクチンを打ってるので軽く済んでいるのだろう」と言われました。何せ後期高齢者ですから。
スーダンそしてウクライナ
内外情勢調査会の4月例会があり、前駐米大使で外務省顧問を務めている杉山晋輔氏が講師として「ウクライナ危機とバイデン、日本」と題しての講演でした。講演では標題に先駆けて今まさに行われているスーダンからの日本人救出について触れ、今回自衛隊機がジブチに飛び、陸上を通ってスーダン在住の日本人を救出することになったのは日本の国内法が改正され、その様なことが出来るようになったこと。以前南スーダンの紛争時にも同様のことがあったが、この時は法整備がされていなかったためアメリカ軍に救出してもらった。アメリカ大統領選挙でトランプの復活はあるのか、G7議長国として、核廃絶の問題や、ロシアのウクライナ侵略の解決に当たれるのは唯一の被爆国であり、G7の中でNATO加盟国ではない日本に与えられたチャンスだと言われました。但し、現状での停戦、和平交渉は他国を侵略して切り取るという行為を追認することであり、決して認めないという解決策が必要と言われました。
沖縄県議会
多分コロナ明けで最初の訪問団だと思いますが、今日沖縄県自民党県議団が東京直行便で来根されました。空港でこの折り返し便で東京出張の石垣根室市長と15分間の会談を行う予定でしたが、到着便が遅れ、出発まで時間が無いと言うことで市長は名刺交換のみで出発し、同席した私が、挨拶を交わしました。沖縄と北海道、どちらも隣国と境界を接し様々な問題を抱える同志であり、視察していただく意味は大きいものと思います。先には台湾の金門島を視察しそこでの緊張状態を体感したり、多くの島々の警備に当たる第11管区海上保安本部を訪れたりと、活発に活動されている様子をうかがうことが出来ました。今日から4日間の道東訪問で、様々な情報を持って帰ることが出来ますよう期待致します。
千島連盟国内での活動禁止
最初この見出しを見たとき何があったのかと疑った。勿論国内とは日本国内のことと思ったからだ。しかしよく読むと、ロシア最高検察庁が「ロシアの領土保全を侵害し、ロシアの憲法秩序と安全を脅かしている」として、ロシア国内での活動を禁止と言うことだった。これまで、領土返還を悲願として、平和的に活動してきた「千島歯舞居住者連盟」が何故ロシアの安全を脅かすのか理解に苦しむ。別の見方からすると、ロシアにとって歴史の真実を主張されることが今のウクライナ侵攻と重なって都合の悪いことなのかも知れない。先の領土割譲禁止の憲法といい、ロシアの身勝手さが改めて浮き彫りになる措置だと思う。ロシアはこうして敵を増やし、対立を深めて何が利益になるのだろうか?
打ち合わせ
今回再選された釧路根室管内の4人の自民党道議が集まって、支部長交代を告げられた第7選挙区支部の運営について意見を交わしました。この中に小畑氏がいないのは残念ですが、結果を受け入れざるを得ず、嘗て激しい戦いを繰り広げた伊東・鈴木両代議士を支持する住民のこだわりも強い中で、どのように自民党を守っていくかという難しい課題が私達にのしかかってきます。自民党の市町村支部はこれまでの伊東代議士支持で結束してきた経緯があり、当初対立してきた新党大地→民主党鈴木貴子代議士が自民党に鞍替えし、更に貴子代議士の父親の宗男氏が維新の参議となったところから問題は一層複雑になり、今回の第7選挙区支部長交代で更に複雑になりました。私達自民党を支える立場の道議も市町村支部の困惑にどう応えて自民党を支えていくか非常に難しい立場になりました。
要請
事務所に野付漁業組合の幹部の皆さんが来られて、漁港整備についての要請を受けました。この港で最初に整備された北防波堤が、船着き場の部分が年月の経過と嘗ての根室東部地震の際に出来た段差などで痛みが進んでいることや、船が大型化してきているにも拘わらず車が通るところが狭く、荷下ろしに支障が出るようになったことなどで、改修を要請したいので仲立ちをして欲しいというものです。この漁港の整備は道の役割で、同様の理由で今、西防波堤の工事をしているが、ここが終わった時点で次に北防波堤の改良工事をして欲しいと言うことでした。野付漁協では秋鮭やホタテを主力に多様な魚種の水揚げがあり、毎年80億を超える水揚げ額を達成している地域経済を支える重要な役割を果たしています。近年若者の定着が減り人口減少や過疎化の進展に悩む地域として、こうしたインフラの整備は怠れないものです。何とか力になりたいと思います。
更に候補者訪問
昨日3町の候補者のところを殆ど回りましたが、事務所のありかが解らなかったり全く面識の無い新人候補だったりで訪問できなかったところを回りました。別海町の候補者ですが、自分のテーマを持っていたり女性候補だったり、知り合いのお子さんだったりとたった5人でしたが、夫々他候補同様町への想いを持っており、当選後が楽しみな人たちです。しかし、候補となった方達のうち一人だけは涙をのまなければならない。選挙とは過酷なものですが、こうして争う中で住民の皆さんも町作りについて考える大事な機会であり、今後に与える影響も大きいものと思います。