日韓環境未来フォーラム

韓国領事館主催で、日韓環境未来フォーラムが開かれました。2050年を目標にカーボンゼロを目指す日本と韓国で、どのような行動計画をしていくか、また、世界の動向はどうなのかなどについて、韓国側からは 劉然哲 国際グローバルコンパクト韓国協会事務局長 丁太庸延世大学教授、日本側から鈴木政史上智大学教授、小高大輔環境省北海道事務所環境保全企画官が、夫々発表を行い、その後パネルでスカッションを行いました。発表では夫々の国の取組や、問題点などが報告されましたが、特に注目したのは、東アジア3カ国(日本・韓国・中国)の連携が中国との緊張関係や、日韓政府間の不協和音の中でうまくいっていないことなどが語られたことです。政府間・国民感情などのすれ違いがこうした面にも影響を及ぼすことに注目しなければならないと思いました。

予算中央要請

私立中学・高等学校協会と北海道幼稚園協会の来年度予算要請のため議員会館や、文科省・財務省などを協会の会長さん達と回りました。管理運営費の引き上げや、耐震改修補助の補助率引き上げ、授業料無償化で590万円以上の家庭所得世帯での大幅な負担増の緩和、幼稚園教諭給与引き上げ措置の延長などが主な要請でした。毎年同様の要請をしていて、少しずつ改善されているものの、公立との格差は依然として大きく、私学の特色を出す分についての父母負担は当然ながら、公教育をになっている私学に対しても、公立に対してかけているものと同じ費用負担をすることは当然ではないかと訴えました。

地方議員研究会

この様な名称の研究会があり、様々な分野の研修を東京や福岡、大阪などの会場で地方議員を対象に開かれています。今回私が参加したのは、「人口減少と地方創生」というテーマの少子化やこどもに関する法律や条例、各地方で行われるている人口減少や家族誘致、交流人口の増加などへの取組と、地域振興策などの成功例、失敗例などを揚げ、その目的や方法の絞り込みなどについての講義でした。二日間4口座の研修ですが、私は明日私学への援助強化の要請で国会議員会館や文科省、財務省などを回るため今日一日だけの研修となりました。2月に開かれる予定だったのですが、コロナの蔓延防止措置のため中止となって居たものが今回実現したものです。早速道政や地方に反映できるものを峻別して実現を図っていかなければと思います。

湧き出る人の波

連休を利用して後援会役員の皆さんと関西方面に行きました。奈良、熊野、那智、南紀白浜などを巡り、大阪での3泊目はお好み焼きを食べようと、中心街の戎橋付近に行きましたが、その戎橋通りには若者があふれかえっており、田舎で様々なイベントを自粛しているのがおかしいほどの人出でした。この様に、若者はもうほとんど感染を意識せずに行動するようになって居ます。それに引き換え、比較的高齢者の多く訪れると思われる、各地の寺社では人影はまばらでその意識の差が感じられます。毎日、感染者数のカウントをしていますが、国においても経済を止めるような蔓延防止措置や緊急事態宣言などは考えていないと思われます。

地域要請と、子育て支援

朝、7時半から札幌で釧路根室管内の商工関係団体がつくている「シマフクロウ圏発展機構」からの要望会がありました。毎年多くの関係機関に要望を重ねるため、私達地元選出の道議会議員へはこの時間帯になったそうです。要望内容は、コロナ対策以後に向けた支援の拡大、道路網の整備、酪農・水産など一次産業の振興と発展のための投資、港湾の整備や津波対策の促進、JR路線の維持と釧路駅の高架化など幅広く地域の産業発展に向けての提案や予算化の要望でした。私達も永年こうした要望実現のために取り組んでいますが、予算の都合上なかなか実現しないのが現状です。年次計画の中に早く取り入れられるよう働きかけます。同様のことで、子育て支援について、保健福祉部の担当にきてもらいレクチャーを受けました。国はこども庁まで設けて力を入れるという割には、0~2歳児に対する支援が所得により格差があったり、無認可保育所や、幼稚園として続けているところへの支援が認定こども園と差があったりしている現状を説明してもらいました。国・都道府県・市町村が夫々分担して賄っている現状や、今後の方向などについて意見交換をしました。

安倍元総理告別式

テレビで故安倍元総理の出棺と葬送の列の模様を見ました。会場の増上寺での切れ目のない多くの参拝者の列、霊柩車の通るとおりでの一般市民の多さ、自民党本部に勢揃いした党幹部と国会議員、の多さ、コメントをしていた橋下徹氏の涙、等を見ると、多くの人たちにその立場を理解され、如何に信頼を寄せられていたかが伺われます。派手に見え、独断専行のように見えてもトップというものは常に責任を持ち、決断しなければならないと言う非常に孤独な存在でもあります。そのプレッシャーに抗いながら、国民生活の安定と安全を保っていくと言うことは、言葉に表せない苦労があります。だからこそ、腸が悪くなり、食べ物を受け付けない時もあったのです。マスコミは針小棒大に悪いところをついて来るため 政治家は悪いことばかりしていると思われがちですが、みんなその立場立場でしっかりと責任を感じながら役目を果たそうとしています。ご理解ください。

自民党大勝

昨日の参議院選挙の開票の結果、自民党は改選議席を大きく上回る大勝となりました。改選議席55を7議席上回り、それに欠員選挙一人を加えて63議席を獲得し、非改選議席と併せて単独過半数となるという結果でした。これに改憲に前向きの公明党、維新の会、国民民主党を加えるとこれも目標であった3分の2を超え、憲法改正に向けて発議できる状況になりました。まだまだ憲法改正には越えなければならないハードルもありますが一歩前進というところです。また北海道選挙区も目標であった2議席を獲得し、公明党比例の横山氏と併せて北海道関連3議席確保についても達成することが出来ました。運動に当たられた方々、ご理解いただいて投票していただいた方々に敬意と感謝を申し上げます。

投票日・開票日

いよいよ参議院選挙の投開票日になった。全国的に与党の安定をもたらす勝利が出来るかどうかの審判の日で、安倍元首相が凶弾に倒れてすぐの選挙が自民党の安定多数実現に影響するか注目されるところです。事件から二日経って、次第に犯人の意図が明らかになってきましたが、政治心情的な理由ではなく家庭内あるいは宗教団体がらみの恨みのとばっちりという事が明らかになってきました。自民党的には、安倍総理が熱心に実現を図ってきた時代に合った憲法改正に進めるための、超えることが出来るか超えることが出来るか、激戦区の北海道で2議席獲得できるか等が注目の的になって居ます。結果は有権者が出してくれます。

安倍氏銃撃

明日の投票日を控えて、昨日奈良県の候補を応援に行っていた安倍元総理が凶弾に倒れた。理由は未だよく解らないけれど、手製の散弾銃で撃たれたと言うことらしい。応急処置も早く、ドクターヘリで医大病院に運ばれたのできっと助けられると思っていましたが、残念ながら夕方亡くなったと発表されました。日本の憲政史上最長の任期を務めた総理大臣として名を残し、まだまだ影響力を残しながら総理を辞して、政界の後ろ盾としての活躍が期待されている中でしたので、非常に残念です。良きにつけ悪しきにつけ話題の多い宰相でした。血筋が良く、政界のプリンスと言われた頃、札幌での街頭演説で広報車の上に上がると「晋三さーんこっち向いて」と黄色い声が飛んだものだ。

テロ

今日の昼、突然テレビのテロップで「安部元総理が奈良市で演説中銃撃を受けた模様」とのニュースが流れ、驚いて、目がテレビに釘付けとなりました。奈良県立医大にドクターヘリで運ばれたと言うことでしたので、助けられると思っていましたが、夕方亡くなったとの報に残念の極みです。私の好みとは違いましたが、一度野党に渡った政権を短期間に取り戻した自民党の核として、また、アベノミクスと言いながら落ち込でん居た経済を金融緩和策などを通じて上昇基調に持って行った貢献は大きなものだったと高く評価するものです。ロシアのプーチン大統領にも和平の説得に行ける唯一の人物とも思っていました。勿論思うようには行かないにしても、それが日本の立ち位置を世界に示せる良い機会だったと思いますが、それも夢物語に去ってしまいました。日本でこの様なことが起こったことがショックです。