連休で家に落ち着いてしまうと、ほかのことで疲れてしまって、パソコンに向かうことが殆どなくなっているものですから、毎日更新するという原則のブログが滞っています。ロシアのウクライナ侵略や知床の観光船遭難といったつらいニュースばかりがマスコミを覆っています。世の中の理不尽ばかりでなく、明るい話題もあるのだが、暗いニュースに隠れてしまっています。唯一明るさを保っているのがスポーツ。野球、サッカー、バスケットボールなど北海道を拠点にするプロスポーツの活躍はこころをなごませてくれればと思います。
月: 2022年4月
悲しいニュースばかり
知床の観光船遭難、ロシアによるウクライナ侵攻、経済制裁に関連した燃料価格の値上がり、景気回復の遅れに伴う円安と諸物価の値上がり、第7波とも言えるような新型コロナの感染者増など、明るいニュースよりも暗いニュースばかりが目立ちます。唯一スポーツの世界ではアメリカでの大谷やダルビッシュ、鈴木などの活躍、日本でもロッテの佐々木の完全試合(ハムが手玉にとられたのは良くないニュースですが・・・)くらいが何かほっとするニュースです。格差の開きが争いを生むと歴史は示していますが、人間の欲がそれを止めることが出来ない事に悲しさを覚えます。
最悪
昨日行方を絶った観光船のその後ですが、一夜を経過しても全く手がかりはなく、最悪の結果しか予想できません。夜までに9人が救助されたとの報道もありますが、海水温が5度以下で、岩礁に打ち上げられていると言うことでは、生きている可能性はゼロに等しいものと思います。救命胴衣をつけていてもこの水温では10分も経たずに感覚がなくなり、低体温症で死かぶっているのが見え、相当風が強いと言うことはこちらからでも解ました。かぶっているのが見え、相当風が強いと言うことはこちらからでも解りました。何故この様なときに出港したか、理解できません。
観光船事故
夕方、心を痛めるニュースが入ってきました。午前10時にウトロ港を出港した26人乗り組みの観光船が午後1時半頃救助要請をした後通信が途絶えたと言うことです。捜索に入ったのが午後4時頃と言うことで、捜索も簡単ではないことが推測されます。その後6時頃を過ぎても船体発見の報道がないことを考えると、船は沈没した可能性が高いと言わざるを得ません。何とか早く船体が見つかって乗っていた人たちが救助されることを祈るばかりです。
鳥インフルエンザ
1月頃から野鳥、特にカラスで発生が見られた鳥インフルエンザがついに養鶏場に入って、白老町の養鶏場では54万羽という大量の鶏を処分しなければならない事態となったと報じられてから既に一週間。今日農政部の食の安全推進監のところを訪れて聞いたところ、8割方処分が終わったところで、先に処分して埋めたところから亜硫酸ガスが出てきたと言うことで、今日は休んで埋葬する場所を変える作業をしているとのこと。5年前十勝の清水町で発生したときは25万羽でしたから、その倍の羽数を処理しなければならない事で、また新しい経験となった。自衛隊の出動も依頼したが、さすがに任せた作業について非常に手際の良いのには感謝しているとのこと。網走のエミュー処理の苦労も聞くことが出来た。ほかへの飛び火が心配。
経済安全保障
内外情勢調査会の全国懇談会は、前国家安全保障局長を務めた北村滋氏を講師として「経済安全保障」についての講演でした。政府は今、経済安全保障推進法制定のための作業に入っていて、北村氏はこのことにも拘わっていることから、その大まかな内容などの話をされました。経済安全保障の定義は、○経済を、安全保障政策の[力の資源]として利用する政策。○国家・国民経済体系の存続・維持・発展への脅威に対するものとしてとられる規制を始めとする各種政策。○相互依存の深まった自由で開かれた国際経済システムの維持などとして、AI・量子・ブロックチェーン対応、軍事由来のインターネットが民間開放から再び軍事利用への再転用、宇宙・サイバー・電磁波などの経済システムを左右する新しい技術、医事・薬事物質のような国民生活にとって不可欠な物資の確保などこれまでなかった技術についてしっかり研究開発と規定を作っていかなければならない時代になったと話を結びました。
エゾシカ駆除
春になって、雪の少ない海岸方面の特別保護区にいたエゾシカが、牧草地に現れ芽の出始めた牧草を食べるという被害が出始めています。畑作物とは違って、目に見える被害とはなっていないため、関係者の反応は鈍いのですが50頭もの群れとなると牛の放牧を始めたときのように牧草を端から食べてしまい、夏の収量に影響します。酪農家から苦情が届いていますが、ハンターが不足していて思うように駆除できていない町もあるようです。嘗てのように道が駆除計画の下、主体となって行うのが良いのですが、権限委譲で市町村が計画駆除をするようになっており、実際は市町村から委託を受けたその町の猟友会が駆除に当たるため、隣町まで出張しての駆除は事実上出来なくなっています。他の方法があるか、道と協議してみたいと思います。
春が来た。
今年は武佐岳の雪が多かったと見えて、例年より山肌が白い部分が多いように感じます。しかし、確実の春の陽気が来ていて、空気も春霞のように、と思ったらPM2.5のせいのようですが、何れにしても春特有の空気の色です。畑の雪も防風林の陰に残るのみとなり(別海方面ではそれも消えて)畑を肥料やスラリー散布のトラクターが走り始めました。牛乳が余って廃棄しなければならないのではと言っていましたが、生産者の自粛と配乳に当たる指定団体、乳業会社、消費者の協力で回避できたようです。ホクレンや農協はこのことを早く消費者や生産者に知らせて、感謝の言葉を発すべきです。それが今後同様の事態となったとき必ず生きるものと思います。
鈴木知事2選出馬?
道新が一面トップでこのことを報じていました。道新特有の見込み記事であることは勿論ですが、私達も当然次の選挙にも出て道民生活の安定と、財政立て直しという難しい舵取りをしてくれると思っています。私の不出馬表明が早すぎたとの話を時々いただきますが、それは次に出る方が判断しやすいようにと、地域に浸透できる時間が必要との判断からのことでした。選挙で選ばれる立場の人間は勿論、それを支える人たちにとって継続は力と言うことはよく知っており、その方が良いのは解っていますが、何れこのときが来るのも確かです。企業でも個人事業でも、そして政治の世界でも世代交代は必ずあり、知事はその世代交代を成し遂げてこれからという人です。選挙は心配ないので、道政にがんばって欲しいものです。
ロシア軍のZは
ロシアのウクライナ侵攻が止まらない。毎日ウクライナの惨状の報道を見るのがつらくなってきた。ロシア軍の戦車には、ウクライナのものと識別するために、「Z」のマークが書かれている。これがロシアのやっていることと合わせると嘗てのドイツのハーケンクロイツ「卍」と重なって見える。そのロシアがウクライナのゼレンスキー大統領のことを[ナチス]と行って非難し、それを殲滅するために軍事行動を起こしたといっている。お互いのプロパガンダ合戦が行われているため、何が真実かは解らなくなるが、少なくとも軍事侵攻は一日も早くやめて欲しいもの。