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2月ももう今日で終わり、いつも早いものだと思うのがこの日です。新年に入ったと思ったらもう二ヶ月経ったという実感がこの月の変わり目です。2月には北京冬季オリンピックが開かれ、全力で戦う選手達の活躍と、戦いながらもお互いをたたえ合う姿勢が平和の祭典らしい雰囲気を醸し出していましたが、その間にもロシアは着々と軍備をウクライナ周辺に集め、オリンピック閉会後二日でウクライナ東部州の一部地域が殆ど要求もしていないのに独立を承認し、その数日後に国境を侵して侵入を開始するという暴挙を行った。次にはパラリンピックも開かれる。ロシアとその指導者のプーチンは平和を壊した者として長くその名が残るであろう。

中国の姿勢

ロシアのウクライナ侵攻に対する国連安全保障理事会で、ロシア非難の決議が提案されましたが、ロシアが拒否権を行使して否決。これは予想通りで、国連がこの様な紛争の解決には何の役割も果たせないことが改めてはっきりしたことでした。更に、中国は棄権し、ロシアの侵攻に関しても、「夫々の事情がある」と擁護するような発言が見られる。しかし、今回のロシアによるウクライナ侵攻は日本が80年前に中国に対して行ったことと全く同じ行為で、中国政府はいつも「日本は歴史に学ぶべき」といって日本が過去に行ったことを非難し続けていますが、この発言は全くそれに矛盾するものです。独立国ではないけれど台湾に対して同じ行為に出るための伏線にしたいと言う思いが見え見えです。大国は横暴です。

今度は

昨日3回目の接種を受けたコロナワクチンですが、今度は以前2回と違って、注射を受けた腕が痛いのと、倦怠感があって、昼間はずっと寝ていました。反応すると言うことは、体に何らかの変化があり、抗体が強く出来ている証拠と、何の根拠もなく思うことにしています。熱はありません。牛舎作業も、[あーこわいな」と思いながらもやっています。未だ若い証拠なのだと嬉しいのですが。

3回目

今日は3回目のコロナワクチン接種の予定となっており、朝1便で帰り女房と11時の指定時間ギリギリに駆けつけ接種を受けました。今回はモデルナと言うことでした。中標津町でも毎日10人前後の感染者判明が続いており、自らが感染しないことばかりでなく他の人への感染拡大も防ぐという大切な目的を持った接種です。2回目に一緒に接種した人たちが今回も一緒に受けることになりました。会場に居た保健師によると、接種は大変スムーズに進んでおり、3回目の接種はかなり早い時期に終了できそうだと言うことです。一日も早く収束し観光を中心とした経済活動が活発になることを願っています。

知事執行方針

今日から第1回定例会が始まり、冒頭で先ず1月27日に亡くなった川尻議員への追悼演説が吉川隆雅自民党道民会議幹事長から行われました。吉川議員は、道議会議員になる前から川尻先生と交流があり、縄文を世界遺産にするための議員連盟でも力を合わせてきた間柄などを交えて、心のこもった追悼演説でした。その後本会議に入り、知事からの執行方針が述べられました。この中では、この2年間新型コロナウイルスと対峙し戦ってきた日々の中でしたが、この中で道民の力を感じることが出来たと述べ、こうした中でも北海道の持つ価値は揺るぎない評価を受けていること、デジタルの活用とリスク分散などの需要から、2021年に首都圏から北海道へ本社機能を移転した企業の数は2019年日で5倍になったことなどが披露されました。若い世代に感性や意見を政策に反映させる[ユースプランナー]制度を創設すること、「ヤングケアラー支援条例」を制定する等これからを担う若い世代に活躍してもらう要配慮することなどが掲げられました。長くなるので以下は今後折に触れて報告します。

第一回定例会

明日からの定例会を前に、提案される議案について、各委員会での提示がありました。予算案が主ですが、そのほかに条例や規則についての提案もありました。[北海道スポーツ振興条例」もその一つですし、国で緩和された畜舎等の建築基準法緩和に関する条例改正案も提案されました。これで建築コストがどれほど削減できるかは、今後実際に新基準に沿った積算をしてみる必要がありますが、基礎などの軽減がそこに働くとは思います。しかし様々な資材コストの上昇がそれを打ち消してしまうのではとも懸念します。明日知事からの全般的な施政方針と、教育長からの教育基本方針が示されます。

大雪後遺症の旅

中標津発13:35の2便が出発したのが17:15くらい。千歳に着いたら出発ロビーも、外のバス乗り場も超長蛇の列。快速エアポートは22時まで運休、それ以降も不明。途方に暮れた結果思い付いたのが、苫小牧にいる弟。マンションまで運んでもらって着いたのが21時。他の人達は未だバス待ちをして並んで居るのだろうか?大雪のたびに繰り返されるこの状況。北海道への旅行は敬遠されるだろうな。やはり鉄道を何とかしなければ!

その手で来たか

ロシアがウクライナ東部の親ロシア勢力の支配地域の独立を突然認めた。これまで、停戦協定違反を強く主張していたロシア寄りの自主政権だが、ロシアがウクライナへ侵攻するとすればこれを口実にすると思っていたが、これまでどの諸外国に対しても承認を求めたという報道がない中での突然のロシアからの承認は西側各国の意表を突いたもの。それも、平和の祭典とされるオリンピックが閉会した直後を狙ってのもの。ロシアのソチで開かれたオリンピック直後のクリミア半島の併合も、住民投票という住民の意思という口実もほぼ同じ手法と時期。力による支配権拡大と、伝統あるずる賢さはロシアの得意技。彼らが混乱して自壊しない限り北方領土の返還もあり得ないと思う。

オリンピック閉幕

およそ20日間にわたって楽しませてくれた北京冬季オリンピックが閉会した。日本は過去最大のメダル数と言っているが、世界としっかり戦える種目と、殆ど歯の立たない種目が改めてはっきりしていた。そうした中でも、金メダルに対する過剰な期待感の中で実力を発揮できない選手もいたし、それでも堂々と金銀銅メダルを獲得できた選手もいた。選手達は日頃のワールドカップや世界選手権と違って、オリンピックでは国を背負っているというのが、メダル獲得後には殆ど必ず国旗を背負って観客やマスコミにアピールする姿でよく解る。その重圧が時として実力を発揮できないこともある。難しいものだ。

楽しそう

昨日のカーリング準決勝では、予選トップ通過のスイスを相手に日本チーム(ロコソラーレ)は本当に楽しそうに試合をしていました。会話も多く昨日予選で大差でコンシードしたとは思えない試合運びとなり、ついに勝利してしてしまいました。予選で負けた段階でベストフォーには残れないと思っていたものが、試合前に先攻後攻を決めるドローショットチャレンジでカナダを上回っていて、サプライズのような準決勝進出だった事がこの様な楽しそうに試合に臨めたのかと思います。こうした気分の一寸した違いが、結果を生む事もあると思いました。